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ファッション・ジャーナリスト、デーヴィッド・マークスさんがアメリカンファッションの魅力を語る

COLUMN(コラム)
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ファッション業界のキーパーソンに、アメリカンファッションについて聞く特集。今回は、ファッション・ジャーナリストのデヴィッド・マークスさんに、その魅力を語っていただきました。

父はニューオーリンズ州、母はケンタッキー州と、南部の保守的な文化を身近に育ったファッション・ジャーナリストのデーヴィッド・マークスさん。

「アメリカ北部でアイビーやプレッピーがすたれつつある中でも、南部では根強く残っていました。僕自身も子どものころは、『ブルックスブラザーズ』のシャツや『アイゾッドラコステ』のポロシャツを着させられていましたからね」と、マークスさんは話します。

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まさしく、日本人が期待するアイビーやプレッピーの姿。しかし、マークスさんのその後は、同年代の日本人のファッション感覚と変わらないとか…。「思春期になると、親から着させられていたプレッピーな服には嫌気が差し、ロックスタイルに傾倒(けいとう)。(オルタナティヴ・ロックバンド)ダイナソー Jr.のTシャツにチノパンという、いわゆるMTVなファッションにハマっていました(笑)。日本では根強く継承されているアイビーやプレッピーですが、アメリカでは当時すでに着ている人はいませんでしたね。ハーバード大学にいたときも、見たことがありません。大学の近くにJ.PRESSがありましたが、一度も行っていませんね。僕たちの世代のアメリカ人にとっては、それが普通の感覚だったと思います」と、マークスさんは語りました。

マークスさんによれば、そもそもアイビーやプレッピーはファッションではなく、習慣だと言います。「おしゃれとして取り入れる言うより、父や兄から継承するもの。だからヒッピー文化の登場で、その継承が途絶えてしまいました。アメリカは一度、これを失ってしまったんです。でも、トム・ブラウンの登場で回帰が始まりました。そして、そのきっかけをつくったのは、ほかならぬ日本だと思います」。

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