ポリウレタンの洗濯方法とは?基本と長く着るための注意点をチェック!

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こんにちは。

ストレッチ性を持つ衣服には数%のポリウレタンが含まれたものが多くあります。ポリウレタンは生地に伸縮性を持たせるメリットのある特殊な繊維ですが、その洗濯方法について、ご存じでしょうか?

今回は、ポリウレタンが含まれた衣類に対する、洗濯方法について解説します。メリットを最大限に生かして長く愛用するために、その特徴と注意点も知っておきましょう。

ポリウレタンの洗濯の基本

ポリウレタンは熱、紫外線、湿気、塩素に弱く、これらはポリウレタンの最大のデメリットである劣化を加速させてしまいます。洗濯ではこれらの要素が全て関わるため、ポリウレタンの特性に合わせた扱い方をするのが基本です。

まずは取扱い表示を確認

洗濯の基本は、繊維の特徴に合った洗濯の仕方が書かれている取扱い表示に従うことです。一般的なポリウレタン混紡製品に付いている取扱い表示を見てみましょう。

洗濯

混紡の素材によって若干の違いがありますが、取扱い表示の洗い方は「水温は30度以下」、「手洗い」または「洗濯機弱流洗い」が推奨されていることが多いです。洗濯時の水温が高いほど、汚れは落ちやすいのですが、熱に弱いポリウレタン混紡製品の場合、水温は高くても30℃以下が望ましいでしょう。

手洗いや洗濯機でも「弱流洗い」が推奨されているのは、摩擦やねじれで繊維に負担をかけないためです。また、塩素に弱いので、漂白剤表記は塩素系漂白剤の使用を禁止していることがほとんどです。

乾燥・干し方

紫外線による劣化を避けるため、ひさしのある日陰干しが推奨されています。濡れている時に繊維に力を加えるとさらに劣化に影響してしまうため、干す時も洋服を引っ張らないように注意しましょう。

アイロン

アイロンの温度設定は、110℃以下の低温(ドット1個の表示)になっていることが多いです。あて布使用、スチーム不可と書かれていることも多いので、取扱い表示だけではなく必ず付記用語や注意ネームの内容も確認しましょう。

その他の注意点

取扱い表示に載っていない注意点をいくつか補足として挙げておきましょう。

予洗い・洗剤・濯ぎ

プールで使用した水着は、プールでのバクテリアや藻の発生を防ぐために入れられた塩素系の消毒剤(プールの独自の臭いの元)が付着しています。塩素はポリウレタンの劣化を早めてしまうため、使用した水着はなるべく早く水道水でしっかり流して、予洗いしておきましょう。

濡れた状態ではポリウレタン劣化が進むので、浸け置き洗いは避けて、短時間で洗濯を完了させましょう。洗剤は繊維に負担の少ない、おしゃれ着洗い用とされる中性洗剤がおすすめです。

また、洗剤残りもポリウレタンの劣化に影響するため、洗い後はしっかり濯きましょう。

脱水・アイロン

ポリウレタン混の生地は、いったんシワがつくと取れにくくなってしまうので、脱水は短時間で行い、脱水後は洗濯槽の中で放置せずに早めに取り出して干しましょう。

また、熱を与えて引っ張ることで、ポリウレタン繊維が断裂しやくなってしまうので、アイロンをかける時はなるべく生地を引き伸ばさないように注意が必要です。

保管

直射日光の当たらない場所で、洋服と洋服の間に隙間を作って湿気がこもらないようにしましょう。伸縮性の低下、糸くずのようなウレタン繊維の糸切れが出てきたら、ポリウレタン繊維の経年劣化による買い替えのサインです。製造から2-3年経った洋服は、畳むときなどに変化がないか観察しましょう。

まとめ

ポリウレタンは、熱・紫外線・湿気・塩素に弱い繊維です。この特徴を理解した取扱い、洗濯の仕方や保管の仕方で、ポリウレタン繊維の寿命は延ばせます。正しいケアを実践して、賢く長く快適な衣生活を充実させましょう。

 

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