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印影を消すことを目的化 スタンプに新たな価値を生み出す

JOB&BUSINESS(仕事・ビジネス)
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シヤチハタが2016年に発売した「手洗い練習スタンプ おててポン」は、発売後1年で7万個を出荷するヒット商品に。スタンプの新たな価値を見出したシヤチハタ デジタルマーケティング部商品企画課 主任 松田孝明氏に、その仕掛けについて聞いた。

印影を「消す」という新しい発想

──「おててポン」は産学連携の取り組みから誕生したそうですね。

当社は2010年から名古屋芸術大学と産学連携を開始しました。この取り組みで2012年に学生から提案を受けた「ウォッシュポン」がコンセプトの元になっています。これまでも肌に押すアイデアはありましたが、印影を「消す」ことを目的にはしていなかったので、すごく面白く、新しいアイデアだと感じました。

少し時間が空いたのですが、子ども向けの商品シリーズで母親の役に立つ商品を発売することになり「ウォッシュポン」のアイデアを採用することになりました。商品化にあたって、より使い勝手の良いものにしたいと考え、印影のデザインや本体デザインなども新規に考え直しました。商品名も権利の関係で使えないことが分かったので、新たに「おててポン」として2016年に発売しました。

商品デザイン
使いやすさを意識した押しやすい柔らかさの本体を採用。土台も手のひらに使うことをイメージした手の形にしたほか、かわいいウイルスの印影を使い、楽しく手洗いができるようにこだわった。パッケージも含めた商品そのものがプロモーションの一部として機能した。

2020年は年間43万個を出荷

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