こんにちは。
皆さんこんな経験をした事ありませんか?
新品の靴を買って、歩いてみたら痛くて履けない…。
せっかく買ったからと言って、歩いていたら踵にアザや靴擦れなんて事も。
こんな経験を終わりの方、安心してください。
今日でその悩みから解消されるでしょう♪
これから、アパレル起業家ならではの目線で。
靴選びや試着時の注意点など。
ポイントを押さえながらレクチャーしていきます。
この記事を最後まで見ることによって、あなたは今後10年履き続けられる靴と出会いますよ!
まずはじめに
「10年は直して履ける」を第一条件として、これから靴選びを提案していきます。
そこで大切なのが、サイズです。
デザインがいいと、サイズが少々合わなくても、つい欲しくなってしまします。
洋服なら少々サイズが合わなくても着こなせます。
でも靴はファッションであると同時に歩くための道具。
だから洋服以上にサイズには慎重になりましょう。
せっかく買っても痛くて履けない。
なんてことにならないように納得の行くまで試着することが、いい靴と出会うポイントです。
リペア(修理)できる靴を選ぼう
履き続ければ、靴は必ずどこか痛みます。
そこが減ったり、つま先が汚れたり、ヒールに傷がついたりするものです。
そこで長く履き続ける靴を見極めるポイントは、修理できる靴であること。
直しながら履くのが、足もののおしゃれ上級者です。
靴には修理しやすい靴と、そうでない靴があります。
一般的に高価なほど修理しやすい構造になっています。
修理しやすい靴は、靴底が靴に縫い付け固定されているもの。
靴底が交換できます。
安価な靴は靴底が接着剤で固定されていて修理がしづらい。
また、スニーカーなどはくつと靴底のラバー部分が一体型です。
底の交換はできませんが磨り減った部分にラバーを継ぎ足して修理します。
修理しやすい靴は、多少高くても、長い目で見ればお得です。
修理してより足に合う靴に育てましょう。
10年履ける靴を見分けるポイント
”いい靴”には、共通した特徴があります。
デザインだけではなく「素材」や「作り丈夫さ」。
10年耐えるだけの品質があります。
ポイント1:シャンクが丈夫
底と中敷機の間に内蔵され、”靴の背骨:と呼ばれて流のが「シャンク」です。
土踏まずを支える重要なパーツです。
試着じに、底の部分を軽く曲げて、シャンクの強度を確かめましょう。
いいものは、中の板板が丈夫でビクともしません。
軽くたわむものは安いものです。
ポイント2:かかとまわりがしっかりしている
靴の痛みは「かかとまわり」からはじめまります。
かかとを包む部分を触って、芯のしっかりと度をチェックしましょう。
特にパンプスは、かかとまわりの丈夫さが靴のもちに直結します。
やわらかいものは履いているうちに伸びてカバカバになってしまいます。
ポイント3:指のつけ根の部分のソールが曲がる
指のつけ根部分の靴底が内側に曲がらないと歩きにくく、疲れの原因になrます。
試着するときは、片手で靴のつま先部、もう片方の手で靴のかかかと部を持って軽く内側に曲げましょう。
曲がり具合を確かめましょう。
特にパンプスでは重要なポイントです。
正しい試着をマスターしよう
長く付き合う靴を見極めるには、正しい試着が大切です。
素材や構造など、わからないことは、ショップや売り場で聞きましょう。
ポイント1:試着は必ず両足で
左右の足はサイズも形も微妙に違います。
全く同じ人はいないでしょう。
サイズが1センチ近く違う人もいます。
必ず両足とも試着しましょう。
どちらもキツすぎたり、ゆるすぎたりしないか確認しましょう。
ポイント2:かかとにすき間がないかチェック
座った状態で靴を履き、かかとを床にトントンと軽く打ち当て、かかとが靴にスッポリと収まればOK。
かかとと靴の間に指が入るような隙間は不要です。
かかとは歩く時の視点となる重要な部分。
フィットしていないと疲れるだけではなく、靴も痛みやすくなります。
ポイント3:とにかくたくさん歩いてみる
自分の足に合っているかどうか、店内をたくさん歩いて確かめましょう。
鏡の前で格好良く歩くのではなく。
いつも通り歩くのがポイントです。
またパンプスならストッキングを穿き、サンダルなら裸足で試着を。
なるべく普段と同じ状態で歩きましょう。
ポイント4:靴底が修理できるかショップや売り場で聞いてみる
どこまで修理できるかは、靴の製法によって違います。
靴底と靴が縫い合わされた製法なら修理が簡単です。
最近は、縫い目が外から見えなかったり、単なるデザイン(飾り)である靴もあります。
素人には判別しにくいので聞いてみましょう。
ポイント5:足がむくみやすい夕方がベスト
足は夕方になるとむくみがち。これは起床してから歩いたり、立ったりしている間に、血液や水分が足に溜まるからです。
ですから朝から1日履くことになるパンプスなどは、足が大きくなっている夕方の時間帯に試着して、きつすぎない物を選びましょう。
ポイント6:靴の素材をチェックする
靴は素材によって手入れの方法が違います。
革か布か。本革か合成皮革か。
最近は本革か合成か見分けにくい靴も多いので、店頭で確認しましょう。
外側だけでなく、中敷機、靴底の素材もチェックしましょう。
中敷は本革の方が通気性もよく蒸れにくいです。
覚えておこう靴の素材
靴の素材は様々。
自分の靴が何でできているか、わかっていると履き方もちょっとわかってくるもの。
少なくとも本革か合成皮革かは確認して買いましょう。
スタンダードな革
成牛革(一般的な革)
もっとも一般的なのは牛革。
中でも「ステアハイド」と呼ばれる生後2年以上の雄牛の革は厚くて丈夫なので、様々な靴製品に使われる。
生後2年以上の牝牛の革は「カウハイド」と言い、ステハイドよりやわらかい。
履くほどの味が出る
ヌメ革(タンニンなめし)
牛や豚の皮を、植物から抽出したタンニンでなめすことを「タンニンなめし」という。
ヌメ革はタンニンなめししただけで染色・着色・箔押しなどの表面加工を施していない。
丈夫でかたく、使い込むうちに馴染んでくるのが特徴。
丸洗いOK!
キャンバス地
布製のスニーカーに使われているのはこれ。
「キャンバス地」とは主に亜麻糸、綿糸、絹糸などを使った混織で、厚くて丈夫な粗布のこと。
靴のほかカバン、画布、テント素材などにも使われている。
気軽にジャブジャブ洗える。
汚れに強い
エナメル
一般に「エナメル」というと、顔料入りの塗料のこと。
「エナメル革」は、ねめした革に塗料と樹脂で加工したもので、特徴の光沢とツルツルとなめらかな質感が特徴。
水をよく弾き、多少の汚れは水拭きで落ちる。
水に強い
ヌバック
革の表面をサンドペーパーで研磨し、ベルベットのように起毛させた革。
主に牛革を使うが、シカ革を使った物は「バックスキン」と呼ばれる。
起毛しているため雨や汚れがなかまで浸透しにくいので、雨の日にも重宝する。
毛足の短いものが上質
スウェード
ヌバックは革の表面を加工するが、革の裏側をサンドペーパーで研磨して起毛させたのがスウェード。
材料別にキャップスキン(牝ヤギ)、カーフスキン(牝牛)、ピッグスキン(豚)がある。
毛足が短く、水をよく弾く。
美しい毛並みが魅力
ハラコ
「腹子」と書き、牛の胎児または出産間もない牝牛の皮。
革になめしても薄くやわらかい。
スウェードのように毛足は短く、毛並みが美しい。
供給量が限られるため市場に出ることの少ない高級品。
模造品も多いので注意。
光沢が美しい
サテン
バレエシューズなどに使われている生地がサテン。
繻子(しゅす)織りの英語名satinに由来する。
なめらかな手触りと光沢が特徴。
本来、糸は絹でシルクサテンと呼ばれるものだが、最近は棉や化縫、毛で織られるサテンもある。
自分の足のサイズを知ろう
靴のサイズ表記は国によって変わります。
日本では「㎝(センチ)」で表され、アメリカでは「inch(インチ)」、ヨーロッパでは各国独自の基準をしようしています。
日本サイズの「22」がアメリカのサイズの「4 1/2」と、表記が違うので、外国製品を買うときは注意しましょう。
外国製品い限らず、靴の大きさはメーカーによって微妙に異なります。
元になる靴型を各メーカーで作るからです。
今履いている靴が「23」だからと言って、他のメーカーも「23」とは限りません。
同じメーカーでも靴によって変わる場合もあります。
10年履き続ける靴を見つけるには、「私の足は23」と思い込まず、必ず試着をしてサイズを確かめましょう。
今日の自分にぴったりな靴を選ぶ
雨の日(水を弾く素材で、底は凹凸のあるものを)
水をよく弾く素材といえば樹脂。
ゴムやプラスチック素材の靴、エナメル加工をした靴が、雨の日に向いています。
最近は「メリッサ」のラバーシューズのような樹脂製のパンプスも増えてきました。
革製品ではスウェード、ヌバックのような起毛された素材は、水をよく弾きます。
靴底は、なるべく凹凸がある方が滑りません。
ただし凹凸していても、表面がすり減ると滑りやすくなります。
おすすめ1:エナメル靴
靴の表面に樹脂加工が施されているので水がしみにくい。
濡れても、布でサッと拭き取ることがきます。
水で濡れたら、乾いてから防水スプレーをかけましょう。
おすすめ2:スウェードの靴
表面が起毛しているので水がなかまで滲みにくく、また革の脂分が水をよく弾きます。
濡れたら、叩けば水が落ちます。乾いたらブラッシングして手入れを。
おすすめ3:樹脂製のパンプス
可愛いデザインが増えてきた樹脂素材のパンプス。
濡れても汚れても、丸洗いできます。
底もラバー製で滑りにくいので、雨の日の強い味方です。
たくさん歩く日(靴底にクッション製、厚みのあるものを)
たくさん歩く日はスニーカーやウォーキングシューズがベストですが、「仕事中だからパンプス」ということもあるでしょう。
そこでパンプスでも歩きやすい靴の条件です。
- 底にクッション性がある。靴底にある程度の厚みがある
- 中敷機にもクッションが入っているか、ある程度の弾力があるもの、ペタンコだったり薄い底だと、足への衝撃が強く、疲れる原因です。
- ヒールは低め。底の接着面は大きめ。安定性が増します。
- 指のつけ根部分のソールが曲がる。硬いと足が痛くなります。
- つま先が尖っていない。指先が靴に当らず、動く程度に隙間がある。指が当たると、だんだん痛くなります。
おすすめ1:スニーカー
やはりスニーカーがある国も、走るにも最適です。サイズはきちんとあったものを履きましょう。
靴紐は、履くたびに結び直しましょう。
おすすめ2:ローファー
かかとが低く、靴底の接着面が大きいローファー。
足への衝撃が少ないため疲れにくい靴です。
靴底はぺったんこより、厚みとクッション性がある方が疲れません。
ストラップつきのパンプス
ストラップでかかとが固定され、安定感が増すので歩きやすくなります。
なるべくつま先に余裕があり、指のつけ根部分のソールが曲がりやすいものを選びましょう。
立ちっぱなしだけど、ヒールを履かないといけない日(ヒールが高くても疲れにくい靴は?)
フォーマルなシーンや一部の接客業では、ヒールの高いパンプスを長時間履くことになります。
そこでヒールが高くでも疲れにくい靴の条件として挙げられるのは、
- かかとをくるむ部分がかたく、しっかりしている。かかとのホールド感が大事です。
- シャンクがしっかりしている
- 中敷きにクッションが入っている。入っていなくても、ある程度、柔らかく弾力性がある。
- ヒールの接地面が大きい。安定感が増します。
- 甲が深め、甲を固定するデザインのもの。安定性が増します。
なるべく靴底の接地面が大きいもの、足への伝わる衝撃が少ない靴を選びましょう。
おすすめ1:足の甲を固定するデザインの靴
「グラディエーターサンダル」のような、足の甲とかかとの部分が何本ものストラップでホールドされるタイプの靴を。
安定感が高く疲れにくい。
おすすめ2:ウエッジソールのパンプス
土踏まずの部分が凹んでいないウエッジソールは接地面が大きいため、ヒールが高くても安定感が抜群。
厚底のため、足裏への衝撃が軽減される点もおすすめ。
おすすめ3:つま先が丸いパンプス
ハイヒールの場合、つま先に重心がかかりやすい。
つま先が丸い方が足指への負担が軽減される。
中敷きにクッション性があるとなお良い。
新しい靴を買ったらまず手入れを
何事もはじめが肝心。
買ったらすぐに手入れをするのが、足元のおしゃれ上級者です。
使用前のひと手間が、長い付き合いを可能にします。
ステップ1:ハーフソールを張る
ハーフソールとは靴底の前半分に張る薄いラバーのこと。
「滑り止め」と「靴底の保護」ができます。
古くなったら何度でも張り替えることができます。
靴を買った店かリペアショップに注文しましょう(レザー素材もあり、色も黒、茶、色々あります)。
ステップ2:防水スプレーをふる
水を弾き、汚れやホコリがつきにくくなります。
革靴には「革靴用」の防水スプレーを。
スプレーしてもシミにならないか、目立たないところで試してから、吹き付けましょう(完全防水にはなりません)。
まとめ
かなり長文にはありましたが。
なんども読み直して、1つ1つ知識を身につけていきましょう♪
あなたの靴選び、並びに長く履き続ける靴と出会えますよ。
本日もありがとうございました。
コメント