おはようございます。モウリです
ここ最近住宅地を歩いているとコインランドリーをよく目にしないですかね?
住んでいる地域にもよりますが、東京都内ではおしゃれなコインランドリーが増えている印象です。
でもここで疑問に思うことが
- コインランドリービジネスって儲かるのかな?
- コインランドリーベジネスのやり方は?
- なぜコインランドリーが増えているんだろうか?
本日はそこの疑問を解消していこうと思います。
もしかしたらあなたもサイドビジネスとしてコインランドリー経営を考えていたりしていますか?
今日はサイドビジネスへ挑戦する人へのヒントになるかもしれません。
是非最後までお読み頂ければと思います。
現状の把握
さてまずは冒頭にも触れましたが、本当にコインランドリーが増えているのか?についてです。
実は今大都市を中心にコインランドリーの数が急増しているんです。
厚生労働省『コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査』によると、1996年には全国で1万0,228店舗だったコインランドリーは、2013年には1万6,693店舗と1.6倍に。
また、コインランドリー情報誌『ランドリービジネスマガジン』によると、2017年には2万店を超えたと推計されています。
画像出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/
NTT『アイタウンページ』で都道府県ごとにコインランドリーの店舗数を数えていくと、最も多い「東京都」で820店鋪。
次に「大阪府」、「兵庫県」「神奈川県」「福岡県」と続き、大都市を抱える自治体が上位を占めていることが分かります。
ではなぜ年々コインランドリーの数が増え続けているのでしょうか?
またそれに従ってコインランドリーの需要も多いと言います。
ここでは大きく3つの理由があると推測します。
- 共働き夫婦の増加
- コロナ渦を機に衛生面のみなおし
- 投資としてのコインランドリー
順番に解説していきます。
共働き夫婦の増加
厚生労働省による『共働き等世帯数の年次推移』によると。
画像出典:https://www.mhlw.go.jp/
共働き世帯の数は1980年からコンスタントに増え続けています。
共働きでない世帯との数が初めて逆転した、バブル崩壊直後の1992年頃を起点に、見事両世帯の数が反発し合っていることが図表から見て取れます。
約40年もの長い期間増え続けたのには様々な要因が絡み合った結果だと言えます。
例えば、1986年の男女雇用機会均等法の施行、非正規雇用の増加。
また、年金受給問題、家電や外注サービスによる家事の軽減などです。
さらに、本表で注目すべきポイントは、2014年頃~2019年までの間に、共働き世帯の上昇率が急激に高まっている点です。
2014年の約1,077万世帯が5年後の2019年には約1,245万世帯と、実に約168万もの共働き世帯が増加しています。
こうした共働き夫婦の利用者が多い理由の1つが、「時間の節約」にあります
テレ東のWBSの取材でも
「平日帰ってきて洗濯機を回すのは、音が気になるし、朝はバタバタしていてなかなか時間が取れない」(共働きの客)
夜11時半、洗濯に来た男性も「共働きなので、妻も帰りが遅いので使っている」と話す
コインランドリーの利用料金は決して安くはありません。
2人世帯で週3回洗濯機を使うと、年間の電気代と水道代は3000円程度です。
コインランドリーは週に1回の使用で年間約5万8000円になり、家庭での洗濯に比べると20倍近いコストがかかる計算です。
それでもなぜコインランドリーを使うのでしょうか?
客の一人は「料金は決して安くはないが、ただ時間には変えられない」と答えるなど、パワーカップルや比較的収入の多い共働き世帯にとって優先するのはコストより時間のようです。
忙しい共働き世帯のニーズに応えるべく、コインランドリーも進化しています。
最近のコインランドリーでは洗濯機の空き状況がスマホで確認できるので、店に来て順番を待つ必要がありません。
さらに、電話番号を登録しておくと、洗濯の終わる時間を電話で知らせてくれます。
ITとの融合でコインランドリーはより便利で使いやすくなっている。
一般家庭の洗濯に費やす時間は年間430時間以上とされており、これは大変な負担です。
それがコインランドリーなら一度に大量の洗濯と乾燥ができ、大幅な時短につながる。
その利便性が利用者増につながっている。
コロナ渦を機に衛生面のみなおし
コロナウイルスを背景に衛生面を気にする世帯も多くなりました。
以前は、誰が使ったか分からないコインランドリーを敬遠する人も多かったですが、今はそんな心配は無用です。現在の機器は利用前に槽の洗浄、リフレッシュ(送風運転)をし、清潔度は折り紙付きです。
また、羽毛布団などは喘息やアトピー性皮膚炎の原因となるチリダニが布団1枚に20~30万匹いるといわれ、天日干しでは死滅しないとされています。
しかし、コインランドリーの大型高温乾燥機ならチリダニが100%死滅する。
その点、自宅の洗濯機より数段衛生的という話さえあります。
羽毛布団1枚をクリーニングに出すと、仕上がりまで約2週間、料金は5000円前後かかる。
コインランドリーなら約1時間、1000~1500円で済む。
「布団が洗えると知り、4年前からコインランドリーを利用するようになった。干すよりふかふかになるし、きれいな状態で次のシーズンまで保管できる」
太白区のITエンジニア女性(51)
投資としてのコインランドリー
3つ目が投資としてのコインランドリーだ。
上記2つのような背景に加え、コインランドリーの需要が増加しているのを逆手に取り。
コインランドリーを投資として利用する方も増えている。
コインランドリーは無人で運営できるため、人件費がほとんどかからない。
不動産投資として考えると、マンションなどに比べて初期投資が少なく、比較的早い段階で投資を回収できるメリットがあるとされる。
中小企業が新規企業としてコインランドリー経営に乗り出すケースも増えているといいます。
また定年退職後のサラリーマンや、株や不動産等で得た利益の分散としてコインランドリー経営をする人もいますね。
コインランドリービジネスは儲かるのか?
ではここからは実際に”コインランドリービジネスは儲かるのか?”その全貌を見ていきましょう。
- 今までの話を聞いて実際にコインランドリー経営やってみたい。
- 実際にコインランドリービジネスって儲かるの?
- 新たな収入源が欲しい人
そんな疑問に思った方は、是非読み進めていただければと思います。
コインランドリービジネスの全体像
まずはコインランドリービジネスをする際のシュミレーションをして見ましょう。
まず初期費用ですね。
コインランドリーは店舗面積が20坪程度の物件が標準的です。
コインランドリービジネスの初期費用は大体4,000万円~7,000万円ほどかかると言われております。
いかが主な内訳です。
項目 | 金額 | 内容 |
内装工事費 | 1,500万円 | 空調ダクト工事、給排水衛生工事、電気工事、内装工事 |
機器購入費 | 2,300万円 | 洗濯機:中型5台、大型2台、小型1台、乾燥機6台、両替機1台を想定 |
広告宣伝費 | 100万円 | オープニング時のチラシやポスティング、ホームページ制作費用、リスティング広告(検索キーワード連動型広告)等の費用 |
その他 | 100万円 | のぼり旗等の購入の予備費 |
合計 | 4,000万円 |
上記はあくまで目安ですね。
さらにここから経営と言うわけですが。
標準的な20坪の店舗の売上は、月60万円~80万円程度です。
売上を例示すると下表のようになります。
項目 | 数量 | 内容 |
客単価 | 500円 | 洗濯機(中型・大型・小型)や乾燥機で顧客が利用する標準的な客単価を設定します。 |
台数 | 14台 | 洗濯機(中型・大型・小型)と乾燥機の合計台数です。 |
営業時間 | 24時間 | 24時間営業を前提とします。 |
営業日数 | 30日 | 1月当たりの平均日数を30日とします。 |
稼働率 | 12.5% | コインランドリーは午前中の10時~12時の2時間に利用が集中します。残りの稼働時間は1時間として、3時間稼働する設定(3時間÷24時間=12.5%)です。 |
月額売上 | 630,000円 | 客単価×台数×営業時間×営業日数×稼働率 |
また費用は以下の通りです。
項目 | 数量 | 内容 |
変動費 | 200,000円 | 水道光熱費、洗剤等 |
家賃 | 180,000円 | 物件による。9,000円/坪×20坪で設定。 |
管理委託料 | 126,000円 | 売上に対して20%で設定。 |
月額費用 | 506,000円 |
年間の利益は下表のようになります。
項目 | 金額 |
月額売上 | 630,000円 |
月額費用 | 506,000円 |
月額利益 | 124,000円 |
年間利益 | 148.8万円 |
これはあくまで目安です。
コインランドリーは洗濯機と乾燥機の利用料が収入となりますが、収入の柱は乾燥機です。
一般的なコインランドリーでは、乾燥機が売上の70%程度を占めます。
コインランドリーは雨の日になると乾燥機の利用を目的とした顧客が増え、雨の日に一気に売り上げが伸びるという点が特徴です。
コインランドリーは典型的な立地産業であり、売上は立地によって大きく左右されます。
投資額は立地によって変わりませんが、売上は立地によってかなり異なる点に注意が必要です。
また、コインランドリーの利用は主に午前中に集中するため、その時間の回転率をいかに上げるかが勝負となります。
洗濯物の放置を防ぎ、次の利用者がどんどん利用できるように工夫することがコインランドリーの収益力をアップさせるコツとなります。
コインランドリービジネスの現実
まだもうちょっと待って!
出店を検討するほとんどのオーナーは、売り上げについてシミュレーションしてみることでしょう。
さまざまな要因を考慮する必要があるため、自分ではなかなか正確なシミュレーションをすることができません。
そこで頼りになるのが、メーカーやコインランドリーの運営会社が提供するシミュレーションです。
画像出典:コインランドリーまるごとサポート.com
しかし、100%信用してしまうと後々取り返しがつかなくなってしまうことも…
内田さんが出店を検討していたときのシミュレーション結果によると、毎月の予想売上高は56万円ほど。しかし、実際の売上げは10万円台。
その数字が数か月間続きました。
自分でも30万円から40万円の売上げを予想していたので、正直その数字には戸惑いました。
なんとか売上げを伸ばすべく、集客に効果的な方法やどうしたらお客さんに喜んでもらえるかなど、毎日必死に考えたものです。
内田 陽一さん
内田さんのお店は、ご紹介した平均的な規模のお店の半分程度です。
つまり、ダメージもその半分程度に抑えられるため、そこから徐々に回復することができました。
しかし、大きな規模のお店ではそうはいかないでしょう。
多額の投資をした挙句に撤退を余儀なくされる最悪のケースに陥ってしまうことも珍しくありません。
コインランドリービジネスが成功するか否か、カギを握るのは立地です。
商圏(半径2km以内)の人口や世帯構成、住居のタイプなどはインターネットで調べられます。
駐車場の有無や車の止めやすさ、視認性の良さなども大きな要素です。
「これならやれる!」と確信できるまで、自分自身でリサーチすることも大切だと思います。
内田 陽一さん
コインランドリービジネスの難しさについては。
楽待というYouTubeチャンネルでもご紹介されております。
こちらにも添付しておきますね。
コインランドリービジネスで儲けている人とは?
上記の事例を提示すると、現実は厳しいのか!って悲観的になると思いますが。
実際に業績を伸ばし儲けている店舗も存在する。
その一例はFC(フランチャイズ)制度。
かつては直営店が中心だったが、今やFCの拡大が店舗数の増加を後押ししている。
コンビニのようブランド(看板)と店舗運営のノウハウなどを加盟店オーナーに提供し、FCとして店舗網を拡大させている。
FCの仕組みとは。
店や条件によって異なるが、一般に加盟店のオーナーは店舗・駐車場の地代、建物建設費、内装、看板、機械・設備といった「初期費用」を用意し、借地代、警備費、看板・商標使用料、運営委託費、変動経費(電気、ガス、水道、洗剤等)を毎月支払いながら経営することになる。
これ以外にも、売り上げに対して20%程度の運営委託費(ロイヤルティ)や、機器のリース料などもかかる。
そうした中、創業時から多店舗展開を計画し、FCの仕組みを使って急拡大しているのはコインランドリー大手・WASHハウス(宮崎県)だ。
児玉康孝代表取締役社長は「大量出店を狙うなら、本部の財務体質強化のためにFCは欠かせない」といいます。
なぜなら、コインランドリーは1店舗の売り上げの60~70%が機械や設備の減価償却費になるため、キャッシュフローが回っていても赤字になり、金融機関の融資を受けづらくなる。
したがって、自ら出店・経営する「直営店型」で多店舗展開することは容易ではない。
そこでFCの仕組みを活用し、機械や建物にかかる費用はFCオーナーに負担してもらうことで、FC本部(WASHハウス)のバランスシートからオフバランス化し、財務負担を軽減するというわけだ。
コインランドリービジネスのメリット・デメリット
最後にコインランドリービジネスを始めるにあたってメリット・デメリットをまとめて終わりにしたいと思います。
まずデメリットは下記に集約される。
- 立地選びを誤ると収益化が難しい
- 競合との差別化が難しい
- 無人経営が難しい
- 天候に左右される
コインランドリー経営を行ってもいい3つの条件
- 立地・設備の見極めが得意な人
- 手持ちの資金に余裕がある人
- コインランドリー経営にコツコツ向き合える人
それぞれ解説していきます。
デメリット1:立地選びを誤ると収益化が難しい
こちらに関しては何度も紹介しているので、説明は不要かもしれませんが改めて。
コインランドリー経営では立地が最も重要な条件になります。
最適な立地を選べば繁盛しリピーターも獲得でき、安定的な収益を見込めますが、立地の見極めに失敗してしまうと取返しがつきません。
薄利多売の事業なのに顧客数を稼げず売上がほとんど立ちません。
また、コインランドリー経営は初期投資が大体4,000万円~7,000万円程度必要になります。
初期投資が大きいため、初期費用の融資を受けた場合は借入の返済もままならなくなってしまいます。
さらに、仮にいい立地を選べたとしても、最初の1~2年は知名度がなくリピーターも少ないため収益は上がりづらいです。
デメリット2:競合との差別化が難しい
コインランドリー経営は差別化が難しい事業です。
基本的に洗濯機や乾燥機の機械を置くだけで、機械自体の性能差はそこまで大きくない上に、競合が参入しやすい事業であるためです。
差別化の方法としては他の店舗にない機械を置くことが考えられますが、これも簡単に競合に真似される可能性がある上に、機械の導入にもさらなら投資が必要になります。
ここ最近では、コンシェルジュを配置したり。
カフェのようなコインランドリーやメルカリとタッグを組んでメルカリコインランドリーなどもありますね。
どちらにせよ初期費用をどれだけ持てるのか?になってきますね。
デメリット3:無人経営が難しい
コインランドリー経営は始めてしまえば何の手間もなく経営できるというイメージがありますが、実際はそういきません。
無人経営を行うと次のような問題点があり、それらに対応できなければ顧客が離れてしまいます。
- 機械の清掃がきちんとなされず、汚くなる。性能は落ちる。
- 店舗内部がほこりやゴミで不衛生な環境になる。
- 顧客からのトラブル対応ができない。
コインランドリー利用者の多くは、清潔感を大切にします。
店内が汚れていたり、機械が壊れていては顧客は離れていきますね。
解決策としては。
- 外部に清掃を委託する
- 清掃員のパートやアルバイトを雇う
最初から清掃体制を構築しておくことが効果的です。
オーナーがこまめに掃除できないなら、業者やパート・アルバイトに清掃を頼みます。
清掃費用は最初から収支計画の中に見込んでおく必要があります。
またクレーム対応としては。
- 管理人を用意しておく
- 管理会社に管理を委託する
- フランチャイズに加入する
などの策があります。
どちらにせよ無人店舗というのは厳しいですね。
デメリット4:天候に左右される
コインランドリービジネスは、雨の日に売上が上がるという特徴があります。
コインランドリーには、洗濯機と乾燥機が配置されますが、稼ぎ頭は乾燥機です。
雨の日は、洗濯物を早く乾かせたいというニーズがあるため、乾燥機を求めてコインランドリーに訪れる人が増えます。
乾燥機だけを求めてやってくる人も多いため、設備のラインナップは半分くらい乾燥機を置くことがポイントです。
乾燥機の重要性を知らずに機械をラインナップしてしまうと、売上を大きく損なうことになります。
コインランドリーは、雨が降ると儲かるので、機械のラインナップは十分に検討した上で決めるようにする必要がある。
コインランドリー経営を行ってもいい3つの条件 1:立地・設備の見極めが得意な人
1つ目の条件は、自身の保有している(または事業用地として検討している)土地がコインランドリー経営に向いているかを判断できるかどうかです。
また、立地に加えてコインランドリーに洗濯機や乾燥機を何台導入するかという見極めもできるかどうかが重要です。
デメリットでもご紹介した通り、コインランドリー経営では立地選びを間違えると新規顧客もリピーターもつかず売上が立ちません。
初期投資が大きい分、失敗した時のリスクは大きいです。
また設備をどの種類、何台導入するかという見極めも重要です。
洗濯機1台導入するのにも数十万~数百万円かかります。
導入しすぎても稼働回数が少なくなるため売上の効率が悪くなりますし、逆に少なすぎると本来得られるはずの利益が得られないことになってしまいます。
設備を何台導入するかという見極めは、より高効率で利益を上げるために重要です。
具体的には、下記のようなチェックポイントを確認するとよいです。
- 事業用地として検討しているエリアの人口や住民層(ファミリー層か単身層かなど)が分かる
- 競合になるコインランドリーがどの機械を何台導入していて、稼働率はどれくらいか分かる
- 地方で始める場合、駐車場が確保できるか、また近隣に商業施設があるかが分かる
コインランドリーに適した立地は以下のような条件を満たす立地と言われております。
【コインランドリーに適した立地】
- 高校生以下の子供がいる4人以上の家族が多く住む住宅地の近く。
- 食品スーパーの近く。
- 視認性が高く、車を駐車しやすい土地。
共働き世帯が、週末にまとまった洗濯物を買い物ついでに洗濯できるような場所が理想的です。
コインランドリー経営を行ってもいい3つの条件 2:手持ちの資金に余裕がある人
手持ちの資金に余裕があることが2つ目の条件です。
初期投資が大きいことや最初の1~2年の収益が上がりづらいことがその理由です。
前章で解説した通り、コインランドリー経営を始める上では大体4,000万円~7,000万円程度の初期投資が必要になります。
さらに、立地のいい場所で始めたとしても最初の1~2年は認知度の低さやリピーターの少なさから収益が安定的に上がりません。
そのため、コインランドリー経営を始める上ではある程度資金的な余裕があることが条件になってきます。
具体的には、初期投資の4,000~7,000万円に加えて、運用初期に赤字が発生しても耐えられる資金として500万円は確保しておきたいところです。
コインランドリー経営を行ってもいい3つの条件 3:コインランドリー経営にコツコツ向き合える人
3つの条件は、コインランドリー経営にコツコツ向き合えることです。
機械のクリーニングや店舗の清掃、利便性向上等、コインランドリー開業後も種々の取り組みが必要になるからです。
コインランドリーを開業した後も、
- 機械の清掃、メンテナンス
- 機械に投入されたお金の集金
- 店舗の清掃
- 使いやすさ向上に向けた工夫
- トラブル対応
などを繰り返して行わなければなりません。
特に清掃やトラブル対応は怠ることで顧客にリピーターになってもらえなくなってしまいます。
始めてしまえば勝手に儲かるイメージのあるコインランドリー経営ですが、実際は手間をかけていかなくてはならないです。
資金に余裕がある人は、委託するとほぼ手間はかかりませんし。
FCに加入するという手もあります。
資金面に余裕がない人は、ご自身で請け負う他ないです。
まとめ
本日は以下について解説しました。
- 現状の把握→コインランドリー数の増加、大きくは3点=共働き夫婦の増加、コロナ渦を機に衛生面のみなおし、投資としてのコインランドリー
- 共働き夫婦の増加→共働き夫婦の増加に伴い時間の節約が注目されている
- コロナ渦を機に衛生面のみなおし→コロナウイルスを背景に衛生面の心配性を訴える人も
- 投資としてのコインランドリー→定年後や投資によっての利益分散として
- コインランドリービジネスの全体像→典型的な立地産業、立地によっては大きく収益が期待できる
- コインランドリービジネスの現実→シミュレーション結果と違う事もしばしば起こる
- コインランドリービジネスで儲けている人とは?→FC制度の利用
- 注意すべきは→FCによってもバラツキがある。自分もある程度の知識と知見が必要
- コインランドリービジネスのデメリット→立地選びを誤ると収益化が難しい、競合との差別化が難しい、無人経営が難しい、天候に左右される
- コインランドリー経営を行ってもいい3つの条件→立地・設備の見極めが得意な人、手持ちの資金に余裕がある人、コインランドリー経営にコツコツ向き合える人
- デメリット1:立地選びを誤ると収益化が難しい→コインランドリー経営では立地が最も重要な条件
- デメリット2:競合との差別化が難しい→機械自体の性能差はそこまで大きくない上に、競合が参入しやすい事業であるため
- デメリット3:無人経営が難しい→清潔感・クレーム対応には人にお願いする必要がある
- デメリット4:天候に左右される→雨の日に売上が上がるという特徴がある
- コインランドリー経営を行ってもいい3つの条件 1:立地・設備の見極めが得意な人→初期投資が大きい分、リッツ選びは特に重要だから
- コインランドリー経営を行ってもいい3つの条件 2:手持ちの資金に余裕がある人→収益が安定しない分、手持ち資金に余裕がある人の方が望ましいです
- コインランドリー経営を行ってもいい3つの条件 3:コインランドリー経営にコツコツ向き合える人→機械のクリーニングや店舗の清掃、利便性向上等、コインランドリー開業後も種々の取り組みが必要になるから
いかがでしたか?
コインランドリービジネスの実態について掴めたのではないでしょうか?
ちなみに僕の性格上、コインランドリービジネスは向いてないと判断しております(笑)
コインランドリービジネスを始めてみたいな!って思う人は上記を参考の上、慎重に取り組んでください♩
本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
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