こんにちは。
みなさんMorphe Brushes(モーフィー)と言うコスメブランドをご存知でしょうか?
プロのメイクアップアーティスト御用達のコスメブランドでありながら、世界中のメイク愛好家から愛されています。
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日本に上陸していないので、知らない方も多いかと思います。
Morphe Brushes(モーフィー)と言うブランドはコロナ渦でも業績を維持しています。
では、どのような施策を行っているのでしょうか?
今日はそんなMorphe Brushes(モーフィー)について解説していきます♪
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Morphe Brushes(モーフィー)について
ロサンゼルスを拠点とする兄弟デュオ、クリスとリンダタウィルによって2008年に設立されました。
手頃な価格でありながら高品質のブラシと化粧品を作成することで、メイクアップ愛好家やプロのメイクアップアーティストの御用達になりました。
転機が訪れたのは、2013年のinstagramとsnapchatなどのSNS流行。要はSNSバブルから人気に火がついたと言われております。
創業から5年間は、暗黒時代だったみたいです。
自分たちのブラシを小売店へ売るために、年に20回以上米国中のさまざまな見本市を訪れ、自分たちのブランドを紹介していたそうです。
当時、人を雇うためのお金がなく。自分たちでブースを設置し、働き、そして閉鎖までしており。お互い交代しながら、小さな展示会(ポップアップ)なども行い行っていたそうです。
クリスは、州から州へ運転しお金を節約し。彼が一ヶ月家を離れていた時もあったそうです。
アメリカの国土広いからね
ここからなんですが。
人と人との繋がりや紹介によって業界とのコネクションもでき、メイクアップアーティストや美容プロとの関係性が生まれたそうです。この時点ですでに、インフルエンサーマーケティングをはじめました。
そして美容のプロの意見も参考にして生まれたのが、今では人気定番アイテム35色アイシャドウパレットです。
ヒットの背景には、やはりSNSの普及が大きかったと言えます。
2012年にinstagramをオープンさせ現在は1000万人以上のフォロワーを抱えております。
2013年頃は、InstagramやSnapchat、YOUTUBEなどの主要SNSに火がつきMorphe Brushes(モーフィー)の人気はそこから火がついたと言われております。
シェーン・ドーソン、ジェフリー・スター、タチ・ウェストブルックとジェームズ・チャールズ、マニー・グティエレス、ニキータ・ドラガン、ジャクリーン・ヒル、マディー・ジーグラー、ジャッキー・アイナ、チャーリー・ダミリオ、ディキシー・ダミリオ、ブレットマン・ロックなどなど名だたるインフルエンサーとパートナーシップを結んでおり。
そこからの人気は凄まじかったのではないでしょうか。
Linda Tawil(立っている)とYouTubeスターのJaclyn Hill
Morphe Brushes(モーフィー)の店舗はメディア
ここから面白いんですが。
普通のイメージする実店舗のコスメショップとは少し違うんですね。
本格的な制作スタジオを店舗内に設置し、顧客のコンテンツ制作に活用してもらって、ブランド認知を高め用と言う狙いもあったから。
ビューティー分野で活躍するコンテンツクリエーターなら、時間単位でスタジを借り、スタッフのサポートを受けたり、各種カメラや照明機材を利用したりすることも可能。
どのスタジオも、いわゆるイメージチェンジのスペースとしても利用できる。
ここで顧客が25分間まで無料でイメチェンのメイクをしてもらったり、新しいメイクのテクニックを習ったりすることができる。
その結果、100本を超えるレッスン動画が誕生し、全て同ブランドのウェブサイト上で観覧できる。
さらに、影響力のある熱心なコンテンツクリエイターのチャネルから数百本の動画が配信されている。
こうしら動画投稿者がMorphe Brushes(モーフィー)で制作したコンテンツに熱心なファンがつけば、そのネットワーク効果は絶大。
これがブランディングのキャンペーンとなり、世界の巨大なビューティーチェーンを相手に渡り合うことも可能。
同社では、こうしたスペースを北アメリカと英国の50カ所以上に展開する方針を掲げている。
やはりここでも、店舗こそが、独自の魅力をライブで伝える強力なステージになっている。
まとめ
ウェブと店舗の融合性!
これがヒントになるんじゃないでしょうか。
最近では、OMOが浸透してきており。
スタジオ型店舗もできつつあるブランドさんも多く見受けられるようになりました。
掛け算で倍の相乗効果を生み出す。
これがアフターコロナでは大切になるかもしれないですね。
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