池袋が生まれ変わるってよ

COLUMN(コラム)
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おはようございます。モウリです

先日久しぶりに池袋へ足を運びました。

 

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この日は火鍋を初めて体験。
至福のひと時を過ごせました。

それはさておき。
池袋が生まれ変わるのをご存知でしょうか?

↓産経新聞より↓

池袋駅周辺の開発総仕上げ 隈研吾氏監修、駅前車道を歩道へ
平成26年からJR池袋駅周辺の活性化を進める東京都豊島区が、一連の事業の総仕上げに乗り出す。同区の都市政策顧問を務める建築家の隈研吾(くま・けんご)氏(67)…

今日はちょっと雑談気分でお読み頂ければと思います。

  • 池袋はどう変わるのか?
  • なぜ池袋を変える必要があるのか?

池袋に興味ない人もある人も。
見ていて損はないですよ。
もしかしたらあなたの住んでいる地域も生まれ変わるかもしれません。

久しぶりの池袋は迷子になりますね(笑)

ウォーカブル政策の一環

なんで池袋は生まれ変わるの?

それは国が推進している「ウォーカブルなまちなか」が関係している

現在、人口減少や少子高齢化が進み、商店街のシャッター街化などによる地域の活力の低下が懸念される中、都市の魅力を向上させ、まちなかににぎわいを創出することが、多くの都市に共通して求められています。
このため、「都市再生特別措置法等の一部を改正する法律(令和2年法律第43号)(令和2年9月7日施行)」により、市町村が、まちなかにおける交流・滞在空間の創出に向けた官民の取組をまちづくり計画に位置付けることができることといたしました。
国土交通省では、こうした地域の取組に対して、法律・予算・税制のパッケージによる支援を行うことで、「居心地が良く歩きたくなる」空間づくりを促進し、魅力的なまちづくりを推進してまいります。
国土交通省:https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_machi_tk_000072.html より

第33回全国駐車場政策担当者会議「ウォーカブルなまちづくり」資料2 でも記載されております。

ただ国土交通省のHPを見てもわかりづらい。
見づらい。
って思う方もいますよね?

このブログで簡素的にまとめますので。
安心してください。

キーワードは以下の3つに分けれます。

  • 岸田首相
  • ウォーカブルなまちづくり
  • ウェルビーイング

それでは紐解いていきましょう。

岸田首相

日本の総理大臣は現在、岸田文雄首相です。

岸田文雄首相が自民党総裁選から掲げていた成長戦略の一つ、「デジタル田園都市国家構想」に基づき、各省庁はそれぞれに地方と都市の差を縮める取り組みを推進します。

例えば、総務省は「5Gの早期展開」「光ファイバー整備の推進」「データセンター・海底ケーブルの地方分散」など挙げられます。
国土交通省は「地域観光等の拠点や多様な世代の集いの場を創出するコンパクトでウォーカブルなまちづくりの実現、地下高速鉄道ネットワークの充実」などに取り組む。

ここで「ウォーカブルなまちづくり」が挙げられています。
この「ウォーカブルなまちづくり」って言うのは、一体なんなのでしょうか?

では次で「ウォーカブルなまちづくり」を解説していきます。

ウォーカブルなまちづくり

国土交通省の「ウォーカブルなまちづくり」の「ウォーカブル」とは「Walk(歩く)+able(できる)」を組み合わせた造語になります。
具体的な事例は、デジタル田園都市構想の参考資料や「官民連携まちづくりポータルサイト」などで確認できます。


画像出典:https://www.bcnretail.com/market/detail/20220214_266308.html

買い物・観光のため、もともと徒歩での移動が多い街はより歩きやすく、買い物の主な移動手段が徒歩・自転車からクルマ(マイカー)に切り替わってしまった街は徒歩に戻す試み。

以下がリニューアルする事例の1つです

  • 街路の広場化,バリアフリー環境の創出,公共空間の芝生化・高質化等(ウォーカブルな空間整備)
  • 沿道施設の1階部分の開放,市民に開かれた公共空間の提供等(アイレベルの刷新)
  • 社会実験の実施,デザイン検討・利活用施設の導入等(滞在環境の向上)
  • 外観修景、照明施設の整備、道路の美装化等(景観の向上)

都市部で増えてきたシェアサイクル、実証実験中の電動キックボードを含め、歩きやすい街・走りやすい街が増えるかどうか、今後に注目。

Well-being(ウェルビーイング)

ウォーカブルにちなみ、今年を読み解くキーワードとして「Well-being(ウェルビーイング)」と言う単語。
こちらは造語ではなく、翻訳すると「幸福」「心の豊かさ」といった意味です。

デジタル田園都市国家構想の課題には「地方の課題を解決するためのデジタル実装」「デジタル人材の育成・確保」「地方を支えるデジタル基盤の整備」「誰一人取り残さない社会の実現」の4点が挙げられました。

最新のデジタル技術を生かしたドローン宅配、自動配送などで地方と都市の格差が縮まれば、むしろ海や川、湖、山の地形、森林をそのまま生かした公園などが身近に存在する地方・郊外のほうが、人中心で、心豊かに暮らせる。
つまりウェルビーイングだと位置づけています。


画像出典:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai1/gijisidai.html

「ウォーカブルなまちづくり」によるメリット

では実際に「ウォーカブルなまちづくり」にする事によるメリットはあるのでしょうか?
これは、「官民連隊まちづくりポータルサイト」に詳しく記載されていますが。

こちらでも簡単に触れておきます。
国土交通省は以下の3つ挙げております。

  • 新たな事業や雇用の創出
  • 来街者や滞在時間の増加
  • 資産価値の維持・向上

一緒に見ていきましょう

新たな事業や雇用の創出


画像出典:https://www.mlit.go.jp/toshi/about/

公共と民間の空間が一体となった、居心地のよい都市空間の形成や、エリアの特性を活かしたコンテンツ(機能)の集積形成、まちなかでのアクティビティを創造するきっかけづくりなどの都市再生の取り組みにより、来街者数や滞在時間などの増加といった効果が生まれます。日南市の中心市街地(商業地エリア)では、都市再生に向けた取り組みにより、歩行者・自転車通行量が大幅に増加しています。
官民連隊まちづくりポータルサイトより

簡素な言葉で表すと。
「住みやすい街づくりにしたら、循環が良くなる。それによって新しい雇用や創出が生まれますよね?」
と言った話かなと捉えて良いかな。

来街者や滞在時間の増加


画像出典:https://www.mlit.go.jp/toshi/about/

公共と民間の空間が一体となった、居心地のよい都市空間の形成や、エリアの特性を活かしたコンテンツ(機能)の集積形成、まちなかでのアクティビティを創造するきっかけづくりなどの都市再生の取り組みにより、来街者数や滞在時間などの増加といった効果が生まれます。日南市の中心市街地(商業地エリア)では、都市再生に向けた取り組みにより、歩行者・自転車通行量が大幅に増加しています。
官民連隊まちづくりポータルサイトより

都市再生をすることにより、来街者数や滞在時間の向上が見込めると言った話ですね。

資産価値の維持・向上


画像出典:https://www.mlit.go.jp/toshi/about/

美しい街並みや安全・安心で快適な質の高い環境の形成など、ハード整備の段階から、事業後、その効果を高めるソフトの導入まで、住民を含む多様な主体が継続的に取組むことにより、土地や建物の不動産価値が周辺に比べて高まったり、下落しにくくなるといった効果が期待できます。 グランフロント大阪の公示地価(1m2あたり)は年々上昇しており、地価変動率も、大阪圏/商業地に比べて、高い値で、年々、増加しています。
官民連隊まちづくりポータルサイトより

ハードな部分からソフトな部分まで「まちづくり推進」のおかげで。
周辺の資産価値や維持の向上になります。と述べております。

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池袋はどう生まれ変わる

ではここから冒頭にも触れました「池袋」について話して行こうと思います。
実際にこれから「池袋」はどう生まれ変わるのか?


画像出典:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/021600982/

2022年1月17日に東京都豊島区が、「池袋駅東口と西口をつなぐウォーカブルなまちづくり」を進めると発表しました。

建築家の隈研吾さんの監修の元、駅前の車道を歩道に転用するなどして駅東側と西側の行き来を促し、街全体の回遊性を高めるという構想みたいです。


画像出典:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/021600982/

その他下記も検討の対象となっております。

  • バス、タクシー乗り場を集約した「交通広場」(多分イメージは新宿のバスタ)
  • 東口のグリーン大通り、西口のアゼリア通りの歩道拡幅
  • グリーン大通りで、イベント開催や露店営業を促す施策
  • 駅西口中央の出口を整備し、現在は1基しかないエスカレーターを数基に増強
  • 東西をつなぐ高架通路の設置

「池袋は東西にそれぞれの文化があり、この多様性を磨くのが大事。池袋らしく、新しい街にふさわしいデザインを考えていきたい」
隈研吾さん

16年4月にリニューアルオープンした南池袋公園。
実際に訪れた方もいるのではないでしょうか?
日中は、ヨガ教室なども開いており。
ママさんたちの憩いの場に。
夜になるにつれてカップルも多くなり、チルスポットの1つになっております。


画像出典:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/021600982/

南池袋公園も「ウォーカブルなまちづくり」の1つですね。

区制施行100周年となる2032年の竣工を目標本格的に動いています。

どうなるか楽しみですね♩

実は新宿区も生まれ変わる

余談ですが。
実は、池袋以外にも生まれ変わる地区はたくさんあります。

その1つが新宿区です。
21年4月策定の「西新宿まちづくり指針」の中で、将来像を実現するために「ウォーカブルな地区構造の形成」を図ると記しています。


画像出典:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/021600982/

駅ビルの老朽化などを機に拠点再整備が始まるため、併せて都市基盤の改良を進める計画です。
東口の広場も改装予定です。
駅東西の分断を解消する狙いもあるそうです。
西口・東口広場の一部完成は35年度、事業完了は46年度の予定。
まだまだ先にはなるが楽しみの1つですね。

他にも品川区・千代田区・渋谷区なども生まれ変わる予定です。
また関西でも同様な構想が行われる予定。

僕の地元、広島でも生まれ変わる箇所はいくつもございます。
広島駅や福山駅なども着工に取り掛かっている。

今後日本全土が住みやすい街に生まれ変わるのは。
素晴らしい事ですね。

竣工が楽しみです♩

まとめ

本日は以下についてまとめました。

  • デジタル田園都市国家構想の1つである「ウォーカブルなまちづくり」
  • Well-being(ウェルビーイング)の重要性
  • 「ウォーカブルなまちづくり」によるメリット
  • 池袋はどう変わるのか?
  • 他の地区も生まれ変わる

今日説明したのは、施策の一部にしか過ぎません。
ご自身でも少しリサーチし、この日本がどう生まれ変わるのか?
知るきっかけになると嬉しいです。

また他の都市でも生まれ変わる地域は多いです。
もしかしたらあなたの住む地域も生まれ変わるかもよ。

またお届けしていきますね♩

本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございます。

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