おはようございます。モウリです
「年始に立てた目標、9月時点で振り返ると…挫折していませんか?」
実は、多くの人が同じように感じています。
ある調査によると、1月に立てた目標を半年以上続けられる人は全体の約20%程度しかいないそうです。
SNSを見ても、「ジムに行くはずだったけど会費だけ払っている」「資格勉強はテキストがホコリをかぶっている」などの声が多く見られます。
でも、9月からの秋シーズンは再スタートに最適な時期です。
夏が終わり気温も落ち着き、集中力を高めやすい季節。
学校や仕事でも新しい期が始まるタイミングなので、「仕切り直し」がしやすいのです。
本記事では、外資系コンサルタントの思考法を参考にしつつ、誰でも実践できる「目標再設定術」を紹介します。
私自身はコンサルタントに勤務しているわけではありませんが、コンサルで働く知人から学んだ方法や書籍・記事から得た知見を、わかりやすく解説します。
なぜ目標は続かないのか?
多くの人が目標を挫折する理由には、いくつか共通点があります。
1. 目標が大きすぎる
「英語をペラペラにする」「10kg痩せる」など、ゴールが遠すぎて途中で諦めてしまいます。
2. 日常に落とし込めていない
目標を立てても、具体的な行動に結びつけられていないと続きません。たとえば「数学を頑張る」と言っても、1日何問解くかが決まっていなければ実行できないのです。
3. 達成感がない
人間は「小さな達成感」があると続けられます。逆に、それがないとモチベーションが下がります。
外資系コンサルは、大きなプロジェクトを小さなタスクに分けるのが得意です。
たとえば「市場調査をする」という曖昧な課題も、
- 競合リストを作る
- インタビューを実施する
- 数字をまとめる
といったステップに分解し、少しずつ進めていきます。
高校生に置き換えると、「テストで80点を取る」という大目標を「毎日10分ずつ復習する」「1週間で過去問を3年分解く」などに細分化するイメージです。
こうすることで、目標は「夢」から「計画」に変わります。
外資系コンサルが使う「目標再設定」のフレームワーク
コンサルタントがよく使うフレームワークに、SMARTゴールという考え方があります。
SMARTゴールとは?
- S:Specific(具体的) → 何をやるか明確にする
- M:Measurable(測定可能) → 数字で確認できる
- A:Achievable(達成可能) → 現実的な範囲に設定
- R:Relevant(関連性) → 自分の目的に合っている
- T:Time-bound(期限がある) → 期限を決める
NGとOKの例
- NG:「英語をペラペラにする」
- OK:「毎日30分オンライン英会話を10月末まで継続する」
このように具体化することで、「やるべきこと」が明確になります。
図:SMARTゴールのイメージ
項目 | 悪い例 | 良い例 |
---|---|---|
S(具体性) | 英語を頑張る | 毎日30分英会話アプリを使う |
M(測定可能) | 上達したい | TOEICスコアを+100点 |
A(達成可能) | 1ヶ月で英語ペラペラ | 3ヶ月で100点アップ |
R(関連性) | とりあえず資格 | 将来の留学準備 |
T(期限) | いつか | 10月末まで |
逆算思考と小ステップ化
外資系コンサルの知人から聞いた
話で印象的だったのは、「逆算思考」です。
「ゴールから逆算して、そこに至るまでの小さなステップを設計する」
例えばマラソン完走を目指すなら:
- ゴール:42.195kmを走りきる
- 逆算1:1ヶ月後に10kmを走れるようにする
- 逆算2:最初の1週間は2kmからスタート
こうして小さなステップを積み重ねるのです。
👉 実践ワーク:紙やアプリで、自分の目標をSMARTゴールに書き直してみましょう。
- Step1:大きな目標を書く
- Step2:SMARTゴールに分解
- Step3:1週間分の小ステップを作る
おすすめアイテム
- ジブン手帳 → 1年を逆算して計画できると口コミ多数。
- ほぼ日手帳 → 毎日の振り返りに最適。
- Todoist(アプリ) → タスク管理の定番。無料版あり。
- Notion(アプリ) → 学生から社会人まで幅広く人気。
秋から始める具体的な行動プラン
秋は「集中力を取り戻す季節」です。以下の習慣を取り入れてみましょう。
1. 朝の時間を活用する
朝は脳がフレッシュ。
10分の読書や運動、計画立てを取り入れるだけで生産性が向上します。
2. 習慣化のコツ
- 環境を整える → 勉強机にスマホを置かない
- 仲間を巻き込む → 勉強会やSNSでシェア
- 見える化する → カレンダーに✓をつける
3. ご褒美システム
1週間続けられたら好きなスイーツを食べるなど、ポジティブな報酬を与えましょう。
プライベートの例
- ダイエット:毎日スクワット20回
- 読書:毎晩10ページ読む
- 資格勉強:1日30分だけ過去問演習
キャリアの例
- ブログ執筆:毎週1記事公開
- TOEIC:毎日リスニング10分
- 転職準備:週1回求人チェック
おすすめアイテム
- スタディプランナー(勉強専用手帳) → 学生に人気。
- カラーペン・付箋 → 習慣化チェックに便利。
- Forest(集中アプリ) → ゲーム感覚でスマホ封印。
- Studyplus(学習アプリ) → 勉強記録を仲間と共有。
- ビジネス書籍:「7つの習慣」「小さな習慣」など定番。口コミ評価も高い。
挫折を防ぐ「リカバリープラン」
人間は必ずサボります。
大事なのは、挫折したときにどう立て直すかです。
外資系コンサルでは「週次レビュー」を徹底していると聞きました。
週次レビューのやり方
- 今週できたこと(成功点)
- できなかったこと(失敗点)
- 来週改善すること
これを毎週日曜日に15分で書き出すだけで、失敗を次に活かせます。
マインドセット
「失敗は終わりではなく、やり直しのチャンス」と捉えることが大切です。
おすすめアイテム
- モレスキン ノート → 書き心地が良くレビュー多数。
- ロルバーンノート → カジュアルで使いやすい。
- Habitica(習慣化アプリ) → RPG感覚で習慣を管理。
実践者インタビュー・体験談風
ケース1:30代会社員Aさん
Aさんは英語学習を目標にしていましたが、年始から3ヶ月で挫折。しかし秋にSMARTゴールで再設定し、「毎日30分オンライン英会話」を継続。3ヶ月後、TOEICで200点アップしました。
ケース2:高校生Bさん
Bさんは「数学を頑張る」と目標を立てたものの、テスト直前に焦って失敗。しかし秋から「毎日10分復習」という小ステップに修正。結果、次の期末テストで数学の点数が20点アップしました。
読者も「自分にもできそう」と感じられるはずです。
まとめと行動への促し
「今年の目標はもう遅い」と思っている方へ。実は、小さな再設定こそが年末に大きな成果を生むのです。
👉 今すぐできる3ステップ:
- 今の目標を紙に書き出す
- SMARTゴールに直す
- 手帳やアプリで1週間だけ試す
2025年の残り3ヶ月、あなたの目標はまだ十分に叶えられます。ぜひ今日から行動を始めてみてください。
参考資料・おすすめアイテム一覧
手帳・文房具
- ジブン手帳
- ほぼ日手帳
- スタディプランナー
- モレスキン / ロルバーン
アプリ
- Todoist / Notion
- Forest / Studyplus
- Habitica
書籍
- 「7つの習慣」
- 「小さな習慣」
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