おはようございます。モウリです
先日江口寿史先生のイラストレーション展「彼女 —世界の誰にも描けない君の絵を描いている—」を観に行きました。
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女性像だけを集めたコンピレーション作品展。
一瞬で引き込まれました。
本日はそんな彼女展の魅力に迫っていこうと思います。
- アートが好きな人
- 感性を磨きたい人
- 休日にゆっくり過ごしたい人
そんな人は是非最後までお読みいただければと思います。
あなたも江口寿史先生ワールドに引き込まれますよ。
江口寿史先生について
画像出典:https://www.leon.jp/
日本の漫画家、イラストレーター。男性。1977年2月、『恐るべき子どもたち』が「週刊少年ジャンプ」ヤングジャンプ賞に入賞。ストーリー漫画でのデビューとなるが、同年4月『8時半の決闘』で赤塚賞に準入選し、ギャグ漫画家に転向する。同年9月には「週刊少年ジャンプ」に『すすめ!!パイレーツ』を連載。野球ギャグ漫画の先駆けとなり、大ヒットした。以後、『ひのまる劇場』『ストップ!!ひばりくん!』『エイジ』『寿五郎ショウ』など、次々と人気作を発表する。その後、集英社との専属契約を終えてフリーになり、イラストレーターとしての活動も開始した。1988年「漫画アクション」に『江口寿史の爆発ディナーショー』を連載。1992年に同作で、第38回文藝春秋漫画賞を受賞。1992~1997年には、デニーズのメニューイラストを担当して話題を呼んだ。その他、雑誌、小説の装丁、CDジャケットイラストなど、幅広く活躍している。
出典:マンガペディアより
僕が知ったきっかけはCDジャケット
インパクトがある絵なので頭に残りますね。
江口寿史イラストレーション展 彼女 —世界の誰にも描けない君の絵を描いている—について
清楚でタフ、キュートでたおやか。現代を生きる女性のリアルな姿を描く̶
45年にわたるイラストレーションの仕事から少女像・女性像だけを集めた、ありそうでなかったコンピレーション+新作展。週刊少年ジャンプの『すすめ!!パイレーツ』(77年)、『ストップ!!ひばりくん!』(81年)など軽快なコメディで人気漫画家としてスタートした江口寿史。だが彼の描くキュートでクール、お洒落な「女の子」は瞬く間に人気を博し、90年代以降は現代美人画のジャンルを独走している。
若者文化を巧みに切り取り、青春を映し出す一枚の物語̶女性の美しさを果てなく追い求めた45年の軌跡を、約450点のイラストで紹介する、2022年最新の江口寿史ワールド。
出典:岩手県立美術館より
全国を回っておりますが。
僕が行ったのは、千葉県立美術館です。
会 期 | 令和4年10月29日(土)〜令和5年1月15日(日) 開館時間 9:00〜16:30 ※入場は16:00まで |
会期中の休館日 | 月曜日(月曜日が祝祭日の場合は開館し、翌日休館) 年末年始(12月28日〜1月4日) |
入場料 | 企画展 江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている- 入場券 中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料 ※入場制限を行う場合があります |
関連事業 | ≪ライブドローイング≫ 巡回の会場ごとに描かれる1800×1800mmのキャンバスアート。どんな新作が生まれるのか必見のライブパフォーマンス。 開催日:10月29日(土)、30日(日) 【29日】午前の部 8:30より整理券配布 ※定員超過の場合は、空席が出来次第ご案内します。 |
≪ライブトーク≫ ※締め切りました。 ギャグ漫画家としての江口寿史をいち早く評価した先輩漫画家だったという本宮氏に江口氏自らが対談をオファー! 登壇者:江口寿史 開催日:11月19日(土) 観覧者募集 ※締め切りました。 1.郵便番号、住所 1〜4をご記入の上、「ライブトーク希望」を件名とし ・返信を希望するアドレスからお申し込みください。 ※11月9日までに「観覧決定」のメールが届かない場合は、ご観覧いただけません。 ※観覧募集期間内でも満席になり次第、受付終了。(HPにてお知らせします) | |
≪ライブスケッチ≫ 公募女性モデルを下描き無しのボールペン一発描きで江口スタイルにスケッチ。作品はコピーを展示、原画はモデル御本人に進呈します。 開催日:11月26日(土) モデル募集 1.郵便番号、住所 1〜4をご記入の上、「ライブスケッチモデル希望」を件名とし ・返信を希望するアドレスからお申し込みください。 | |
主 催 | 千葉県立美術館 |
特別協力 | 東京新聞、KOTOBUKI STUDIO |
2023年の1月15日まで開催予定です。
お時間ございます人は是非♩
観に行くと世界観が広がる
ここからは実際に僕が足を運んで感想や思った事を写真を交えてお話しさせてください♩
あなたも魅力に気づき実際に足を運んで生の絵を見に行きたくなるでしょう。
個人的に入ってすぐにバンって衝撃を受けたのは、「銀杏boyz baby baby」のLPジャケットですね。
銀杏boysのこの曲は好きてよく聴いていました。
ジャケットの絵が印象的で、脳裏に焼き付いていたのを覚えています。
この絵は、江口先生が描かれていたのか!って気づきました(笑)
また「ラルフローレン」とのタイアップも素晴らしいです。
服装の着こなしもおしゃれですが、「可愛い」し本当に居そうな女性達ですよね。
また大滝詠一さんの『A LONG VACATION』のロンバケ・コラボポスター企画。
夏の香りがする風景と、後ろ姿の女性が印象的です。
正面向いても綺麗な人やろなと感じるなコレ。
インパクトが強いのは、やはり今回のメインとも言える「Shiggy Jr.さんの『All About Pop』」のジャケットですね。
写真で見ると小さく見えますが、実際はすごく大きい画角で壁一面に2枚並べてあります。
その女性も凄く可愛らいいのですが、この絵は他と違う印象があります。
顔だけの正面ってすごいよね。
ごちゃごちゃ周りに装飾を作らずあえてシンプルに。
コレをジャケットにするのが凄いですよね。
ちなみに別フロアにジャケット集がございました。
自分の知らなかった。
「えっこんなアーティストのジャケットまで」など。
新たな発見があったのと当時に。
全ての女性が違っていて見ていて楽しい。
ちなみに個人的に「うおっ」て思った作品。
というか、僕の近くに居たおじさま方が興奮して居た作品が。
スポーツ誌Numberの企画。
それぞれの球団の○○女子を表現しているのですが。
個人的にはカープファンという事もあり、「カープ女子」が居た事に嬉しさがありました。
あと一番右端は、サッカー日本代表のユニフォームですね。
コレを機にサッカー女子も作って欲しいですね。
あと地方女子企画とか。
Numberさんよろしくです!
変わりますが、漫画家ですから。
漫画の作品や。貴重な資料なども多数展示しておりました。
コレは週刊少年ジャンプの『ストップ!!ひばりくん!』のカットですね。
他にも「パパリンコ物語」や「すすめ!!パイレーツ」などなど。
貴重な漫画の資料が多数展示されております。
全て載せてしまうと、行く際の楽しみがなくなると思いますので。
今回写真はあえて載せないです。
行った時に楽しみに取っておきましょう♩
EDWINとのコラボでジーパン女子もあった
全て着こなしがおしゃれですね。
あとメンズのジーンズを履いているそうです。
上の画像は、コロナのチャリティTEE用のアートですね。
どれも素敵な作品です。
あとコレ街中に居そうと思ったのが。
この作品。
横一面にそれぞれ違う女性が描かれているのですが。
どれも居そうだな!と思わせる人物ばかり。
あとおしゃれさがあって良いですよね。
気になる方は、生で見て見てね。
その他にも数多くの作品が展示されております。
どれもどこか違ってそれぞれに特徴があって。
おしゃれさに可愛さもあれば、クールな一面もある。
遠方で美術館になかなか行けない人には。
2021年3月に書籍も出版されております。
気になる方は、チェックして見てね♩
そもそもなぜ「女性」のイラスト描き始めたのか?
ここでは、江口寿史先生がこの「彼女展」をやるようになった経緯や。
なぜ「女性」のイラストを描くようになったのか?
その疑問に迫りたいと思います。
とわ言え、僕の力では本人に直接インタビューすることはできませんので。
LEONのインタビュー記事『江口寿史の描く「いい女」は、なぜ時代を超えて愛されるのか?』より一部抜粋してお届けいたします。
画像出典:https://www.leon.jp/
── 女性のイラストだけを集めた「彼女」展はどんな経緯でスタートしたのでしょう?
江口 画集『KING OF POP』(※)を出した時に、全国数か所で同名の展覧会を開催したんです。そのファイナルを金沢21世紀美術館でやろうという話があったのですが、その年は会場に空きがなく、1年後に取れたんですが、もうすっかり気持ちが切り替わっていて。
やるなら違うものにしたいと思っていた時に「『現代の美人画』といった切り口で女性の絵だけを集めてはどうか」と提案され、それならできるかもと思ったんです。最初は1回限りのつもりだったのですが、やってみたら意外と手ごたえを感じた。この展示で初めて、作品を大きく出力して展示をすることを試みたのですが、それが自分の中で予想を超えて新鮮だったんです。その後、担当者が次々と会場を見つけてくれて巡回の形になったのですが、作品が大きいので、会場は相当広くないといけない。昨年から、180cm×180cmのキャンバスに公開で作品を描くライブドローイングなんて試みも始めてしまいましたし。
江口 回顧展をやっているわけじゃなく、毎年新しい仕事はしているんで、回を重ねるごとに展示する作品の数も増えるわけですね。最初の金沢では300点くらいでしたが、今回は450点近くになっています。
画像出典:https://www.leon.jp/
江口 デビュー当時は、絵にはまったく興味がなかったのです。面白いギャグが描けたらそれで満足でした。ただ、「少年ジャンプ」では、女の子を登場させるとアンケートの評価が上がるわけです(笑)。それじゃあもっと可愛くしてやろうと、岩舘真理子さんの少女漫画などを研究し、女の子のキャラをバージョンアップさせていきました。
江口 そうです、ずっと恨んでいます(笑)。僕は子どもの頃から女性に庇われてきたためか、女性には敵わないという思いを抱き続けていました。憧れと言ってもいいかもしれません。僕が子どもの頃には、まだ、「男の子は、外で元気良く遊ぶもの」という固定観念がありましたが、僕は家にいて、ひとりで絵を描いているほうが楽しかったんです。
野球などに誘われれば、出かけていましたが、イヤイヤでした。女の子の友達のほうが多かったし、女の子に生まれたらもっと楽しいだろうなと、子どもながらに思っていました。もちろん、女の子は女の子で大変なんでしょうけれど。ただ、絵さえ描いていれば、手のかからない子でした。絵描きになる夢をあきらめて、サラリーマンになった親父の血を引いているのでしょうね。その頃から絵はうまかったですよ(笑)。
江口 それはありますね。活動期間が長くなるにつれ、ファンの方も年齢が上がっていきます。「私の世代も描いてください」と(中高年の方から)言われることも多いのですが、今の時点ではまだ対応できていません(笑)。いつかは描くかもしれないけど。なんかこう、「若い子ばかり描いて」と言われると困っちゃいますね。あなたにもそういう時代があったでしょ、と言いたいですね。俺にはなかったぜ、と(笑)。
江口 ビジュアルの好みは絵には反映されますし、そこがすべてだとは思います。でもそれほど極端な好みはないんです。以前、大阪ではヤマンバのような子を描いたけれど、可愛いし、いい子でしたね。どちらかというと、女の子のビジュアルより、街の風景に合っていることのほうが重要です。僕は街を描くのも好きなんです。壊さなくていいものまで壊していくという世の中の流れの中で、それを描くことで、残しておきたいという気持ちもあります。
画像出典:https://www.leon.jp/
江口 髪や身体のしなやかさ、ですかね。以前はファッションや小道具などにも力を入れていましたが、最近は目に見えないものを表したいと思っています。僕の絵を見て、女の人といるような感情になってもらえるような、アトモスフェアを表現したい。
絵に匂いはないけれど、匂いを感じてもらいたいんです。そうそう、ちょうどいい話があります。知り合いの女性が、10歳くらいの息子さんを連れて、『RECORD」展(※)に来てくれたんです。その男の子、最初は女の子の絵なんて見たくないと言っていたんだけど、見ているうちに、可愛い、うまい、ヤバいと言い出して、最後は、絵と目が合うと無言で照れてた、と! すごくうれしかったですね。
昨日は、会場に、4歳くらいの小さな女の子を連れたお母さんがいらして、ポストカードを買ってくれたらしいんですけど。お母さんやそのお友達が、ポストカードに描かれた女の子のイラストを見て、あまりにも可愛い、可愛いと言うもので、その子、嫉妬で、機嫌そこねちゃって、ポストカードを破いちゃったんですって。これもうれしかったなぁ。俺の絵、そんなにいい? 破くほどいい? って(笑)。
※『江口寿史 RECORD」展。3月16日から31日まで東京・渋谷のBunkamura Galleryで開催されていた、画集『RECORD』(河出書房新社)の出版記念イベント。
読んでいて面白いインタビューでした。
気になる方は続きをチェックして見てね。
まとめ
本日は以下について解説しました。
- 江口寿史先生について→日本の漫画家、イラストレーター
- 江口寿史イラストレーション展 彼女 —世界の誰にも描けない君の絵を描いている—について→45年にわたるイラストレーションの仕事から少女像・女性像だけを集めた、ありそうでなかったコンピレーション+新作展。
- 観に行くと世界観が広がる→素晴らしい作品の数々。行った人だけのお楽しみですね
- そもそもなぜ「女性」のイラスト描き始めたのか?→きっかけは「少年ジャンプ」のアンケート
自分は普段からアートなどが好きで美術館へふらっと行く人なのですが。
普段あまりアートなど興味がない人でも興味の湧く展示ではないかな?と感じた。
江口寿史先生は多方面の仕事をしている印象がある。
導入部分がどこからか?でそれぞれの印象が変わる。
例えば、僕はCDジャケットからだけど。
年配層の人からは、漫画からと言う人も多いし。
おしゃれ好きな人からは、ファッションコラボだったり。
またグラビア雑誌とかスポーツ誌などの雑誌から知った人もいるだろう。
導入部分が違うと見え方が変わると言うのは、僕は漫画の世界を知って。
こんな作品も書いて居たのかと新たな発見が生まれる場所でもあった。
そんな新たな発見を知る。
また老若男女楽しめるそんなアート作品が観れるのが『彼女展』なのだろうと思います。
気になる方は是非♩
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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