おはようございます。モウリです。
先日このようなツイートをしました。
高級食パンブームについて
何で?高級食パン人気なんやろうか?って疑問に思ってたんやけど。
ヒントは、「ギフト需要」にあった🤔
1つ買ったらお隣さんにも買ってあげるとか。
プレゼントとして買うとか。
ギフト需要が高いんだね🤔そりゃ人気になるね。
食べたらモチモチの食感がまた良い🍞— 毛利 和裕@アパレル起業家 (@KazuhiroMouri) January 9, 2022
あなたは1斤1000円近くする「高級食パン」を食べた事ありますか?
ここ最近駅ナカ・街角に「高級食パン」専門店をよく目にします。
文字通り、食パンしか売っていません。
- でもこれ何で人気なんやろうか?
- 売れているのだろうか?
って疑問に思った事ありませんか?
そしていつまでブームは続くのか?
今日はそんな疑問に答えて行こうと思います。
ビジネスポイントも解説していますので。
最後までご覧いただければと思います。
「高級食パン」ブームの全体像
高級食パンブームのきっかけは諸説ありますが。
2013年と言われております。
その当時に大阪発祥の「乃が美」や銀座に店を構える「セントルザ・ベーカリー」・セブン-イレブンの『金の食パン』が主体となっております。
当時、食パンはスーパーで1斤100円程度で売られていた時代。
そこに1斤250円という倍以上する値段で登場し、世間を驚かせました。
特に「乃が美(のがみ)」は、2017年と2018年にはYahoo!検索大賞の食品部門賞を受賞しています。
このように、通常の食パンよりやや高いことから消費者の*「プチ贅沢志向」*を満たし、食パンをギフトに使うといった新たな市場を生み出してています。
また、どこでも買えるわけではないことから、高級食パンは希少価値があるものになっています。
まさに食パンを日常品から嗜好品へと変化させたもの。
それが高級食パンです。
以前は、食パンは焼いてバターやジャムを塗って食べるのが常識でしたが、高級食パンはそのままでも食パン自体がおいしいです。
高級食パンの登場によって、食パンのイメージが大きく変わりましたよね。
なぜ「高級食パン」ブームが起こっているのか?
ポイントは大きく分けて3つあると考えています。
- 手の届く贅沢感
- ギフト需要
- 付加価値
順番に見ていきましょう
手の届く贅沢感
まずそもそも日本人はパンが好き。
あなたは朝は”パン派”ですか?”ごはん派”ですか?
と聞けるほど、朝の定番食材の1つですよね。
毎日の日課としてして食べている「食パン」。
そのため、ブームになる確率は非常に高いです。
1斤100~200円で気軽に購入できる食パンですが。
2斤で1000円前後で販売されており、専門店も続々とオープンしています。
- 通常の倍以上の価格であるため、高価に感じるが、手に入らない価格ではない。
- いつもの生活の中で背伸びをせずとも非日常感を味わえる
- 消費者の「プチ贅沢志向」をも十分に満たしてくれる
上記3ポイントが、贅沢感かつ高価格帯でも人気の秘密でしょう。
さらに通常の食パンよりも、「もちもち感」・「甘さ」もあるため。
普通と違う食パンと言うのが、味覚からも堪能できる。
ギフト需要
ここが一番のポイントではないかと思います。
現に僕の家族は、お隣さんにも買ってあげようで2〜3個買っていました(笑)
なぜ高級食パンが”ギフト”として成立するのか?と言うと。
- ショッピングバック
- 日常の食材
- ネーミング
だと思いますね。
まずショッピングバックですが。
高級食パン専門店は、手土産も考慮してショッピングバックも、おしゃれなデザインにしております。
ショップによって偏りがありますが。
アニメタッチの物から高級路線の物まで幅があります。
アニメタッチなんかは、ネタとして持っていけますよね。
続いて、日常の食材。
これは、食材ですから残らない。
いわば消耗品なので、迷惑もかからないですし。
食パンはもらって悪い気はしないですよね?
ちょうど良い案配な食材です。
そして、毎日好んで食べているのも食パンです。
ネーミング。
「これ考えた人すごいわ」「まじヤバイ」など。
独特のネーミングのお店があります。
これは、手土産のネタとしても使用できますし。
このネーミングだからマズイんでしょ?
と思って食べたら美味いから感動が生まれます。
これはギャップですよね。
画像出典:https://aumo.jp/articles/1117998
付加価値
最後3つ目は付加価値です。
食パンは、シンプルなデザインです。
食パンをアレンジして食べている人やお店も多様化しています。
ハニートーストやフルーツサンドなど。
SNSを通じてアレンジレシピを投稿するユーザーも多いです。
またここ最近の”萌え断”ブームもあり。
サンドイッチにしようしている人も多くいるそうです。
老舗ブランド”辻利”を「辻利」を展開する株式会社美十も”高級食パン専門店”を展開している。
その背景としては、やはりアレンジのしやすさが1つ理由でしょう。
辻利ブランドは、抹茶を主体としています。
和菓子とパンの相性はとても良く、手土産にも応用が効くのが利点の1つだからです。
余談
ちなみにパンを焼くにはオーブントースターが必要ですよね?
そこでお勧めのオーブントースターがあります。
パナソニックさんが出している「Bistro(ビストロ) ブラック NT-D700-K」です。
これは先ほどご紹介した「乃が美」が推奨しているんです。
高級食パン専門店が推奨しているオーブントースターなら間違いないと思いますよね?
外はサクッと中はもちもちに焼きあがるので良いですよ♪
この「高級食パン」ブームは続くのか?
あくまで個人的な見解ですが。
続きます。むしろ定番化する。
しかし絞られるって言うのが現状かな?とも考えております。
どう言う意味ですか?
具体的にお話いたしますね
まず僕たちの記憶にも新しい、「タピオカブーム」。
ブームがさった今でも。
「タピオカ専門店」はまだ生き残っているブランドがあります。
ただブームが起きた2〜3年ほど前に比べると、店舗数・ブランド数はかなり減りました。
個人的には、「Gong cha」が圧勝しているのではないかな?とも思います。
全国展開しておりますし、大型商業施設並びに周辺主要地域には必ず「Gong cha」が出店しております。
これは資金面で一気に拡大していった背景もあるでしょうが。
圧倒的になれば、ブームがさった現在でも定番化し生き残りは可能と言うことです。
ただ先ほどの概要面でもお話ししましたが、「高級食パン」ブームは2013年〜です。
9〜10年経ちますが、衰えずむしろ「高級食パン」専門店が増えている印象です。
僕が「高級食パン専門店増えているな!」って感じたのは、2年前くらいです。
ちょうどコロナウイルス感染拡大をしている最中でしょう。
外出自粛ムードが広がりを見せています。
その場合、家の中での生活が主となりますよね?
毎日家の中で過ごすと何か飽きが生じます。
毎日の朝を”ちょっと贅沢に”がここで来るわけです。
- 食パンは毎日の日課
- 手の届く贅沢感
- コロナウイルス
この3つが重なってブームが加速しているかと予想しております。
ただ先ほどの「Gong cha」の例でもあったように。
専門店ブランドは今後絞られるでしょうね。
このブーム時に圧倒的シェアを作れれば勝ち筋は見えて来るのかな?と思います。
でもパン屋ってその地域。
例えば半径数キロ圏内の人達。
パンは毎朝食べますから。
毎日足を運ぶかと思います。
そのため、地域に特化すれば生き残るだろうなとも思います。
最近では、カフェと併設したり。
イベントスペースで体験したり。
色んな手段を使って、お客さんを取り込もうとしていますよね。
そんな「パン屋」と「高級食パン専門店」では、専門店は不利な立場ではあります。
「乃が美」は、全国に250店舗以上展開しており。
通販または電話でも受け付けている「発送受付センター」があります。
この圧倒的シェアと、ECの多様で「高級食パンと言ったら◯◯」となるような位置付けになろうと伺えます。
今後の動向をチェックしておく必要がありますね。
まとめ
本日は以下について解説いたしました。
- 「高級食パン」ブームの全体像
- なぜ「高級食パン」ブームが起こっているのか?
- 「高級食パン」ブームは今後も続くののか?
生き残り戦略について
やはり食べると他の食パンと一線を引く美味しさがあります。
毎日の朝食を”ちょっと贅沢に”と思う気持ちもわかりますね。
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
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