ここ最近”メタバース”ってよく聞くけど。
ぶっちゃけよくわからない
安心してください。これから始める市場です。
一緒に学んでいきましょう
あなたもこんな事思ったことありませんか?
- メタバースってなんなの?
- ファッション業界のメタバース事情を知りたい
- なんでメタバースで服を売っているのか?
- デジタルファッションへ置き換わる時代はくるのか?
- NFTって何?
- NFTでアイテムを購入するには?
今日はそんな疑問にお答えしようと思います。
もしかしたら、ファッション業界ってこんな変化していっているんだって、驚きと発見があるかもしれませんよ。
後半には、メタバースに関連する『NFT』についても解説しておりますので。
是非最後までご覧いただければと思います。
メタバースについて
最近”メタバース”って聞くけどよくわからない
メタバースは「仮想空間」って意味だよ
メタバースは、インターネット上に仮想的につくられた、もう1つの世界のことです。
利用者は自分の代わりとなるアバターを操作し、他者と交流する。
仮想空間でありながら、メタバース上で購入した商品が後日自宅に届く。
現実世界と連動したサービスも試験的に始まっています。
- どうぶつの森
- マインクラフト
- フォートナイト
- ファイナルファンタジー などなど
また最近では、VTuberなども良く見かけますよね?
VTuberもメタバースと言われています。
ただ”近年登場するメターバース”と”ゲーム”の世界の違いは自由度にあります。
メタバース上では、これといった行動シナリオによる制約は無く、アバターの行動は基本的に自由です。
この点がシナリオ等の制約を受けるネットワーク上の複数参加型の3DRPGゲーム(MMORPG、MORPG)と大きく異なる点。
アバターの行動に制約が無いことから、現実世界同様、娯楽はもちろん、コミュニティ運営、教育、広告、販売、その他のビジネスなど様々な展開の可能性が指摘されている。
SNS事業を手がけていたフェイスブックが、メタバース事業を手がけることから社名を“Meta”に変更するなど、現在非常に流行している用語のひとつです。
2022年現在、「Web3」「NFT」などと並んでバズワードの代表ともいえる存在となっています。
こうした「いつか実現できるかも知れない」という壮大なメタバースの世界は、「AR(拡張現実)」・「VR(仮想現実)」・「MR(複合現実)」などの最先端技術によって実現化されつつあります。
▽KDDIさんが作るメタバースの世界▽
ファッション業界に置ける”メタバース”事例
ではここからは、ファッション業界における”メタバース”の動向を見て行きます。
「Metaverse Fashion Week(メタバース ファッションウィーク)」
まず始めに目新しいのは、2022年3月24日〜27日の4日間開催された「Metaverse Fashion Week(メタバース ファッションウィーク)」ではないでしょうか?
画像出典:https://events.decentraland.org/event/?id=2ca78571-191c-4f16-bc12-87e7ffd0d2b6
メタバースプラットフォームの大手「Decentraland(ディセントラランド)」上で、ランウェイショーやアフターパーティーなどの各種イベントが行なわれた。
4日間にかけて行われたMVFWには、エトロ(ETRO)、トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)、ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABANNA)、エリー サーブ(ELIE SAAB)、ボス(BOSS)など、計50のブランドが参加。日本のブランドからはアンリアレイジが参加しました。
参加ブランドは実際の商品と交換可能なNFTを販売する。
BALENCIAGA(バレンシアガ)×Fortnite(フォートナイト)
画像出典:https://gamewith.jp/fortnite/article/show/294826
次に紹介するのがEpic Gamesが展開する”フォートナイト”と「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のコラボです。
デジタルとリアルの両方を販売。
世界中で衝撃が走りました。
NIKE(ナイキ)によるメタバース空間
画像出典:https://www.advertimes.com/20211124/article369297/
また世界大手のスポーツブランド”NIKE(ナイキ)”は、「Roblox」内で「NIKELAND」を開設しました。
Robloxは、現在世界で大流行中のゲーミングプラットフォームです。ユーザーは、Roblox内の多種多様なゲームをオンライン上でプレイできます。また、オリジナルゲームを開発し、世界中のユーザーにプレイしてもらうことも可能です。 アイテムなどを購入してもらう、課金設定もできます。
2021年12月にはバーチャルスニーカーなどのNFTアイテム製作を手掛けるRTFKT(アーティファクト)スタジオを買収するなど、積極的なメタバース進出を図っている。
ZEPETO×ファッションブランド
画像出典:https://www.moguravr.com/zepeto-6/
あなたは「ZEPETO(ゼペット)」をご存知でしょうか?
韓国のNaver Zが運営するSNSアプリ「ZEPETO(ゼペット)」ですが。
今Z世代を中心にめちゃくちゃ人気が高まっています。
アバターでメイクや着せ替えを楽しんだり、アプリ内のワールドで他のユーザーとのコミュニケーションやゲームを楽しんだりすることができます。
BBCの記事によれば、ZEPETOのユーザー数は約2.5億人。
ユーザーの約7割が女性で、男性ユーザー率が高いRobloxなどの競合サービスと比べると特異な例だとしています。
また、利用者の9割はアプリの開発元である韓国以外に住んでいるとのことです。
画像出典:https://jp.wsj.com/articles/softbank-bets-on-asian-metaverse-platform-selling-digital-gucci-dior-11638292434
ファッション業界もすでに目をつけており、グッチ、ディオール、ラルフローレンなどの高級ブランドも、ZEPETO(ゼペット)上で仮想ファッションアイテムを販売している。
また女優・歌手のセレーナ・ゴメスさん、K-POPの人気女性グループ「ブラックピンク」も、ゼペットで限定アイテムの販売やファン向けイベントを行った。
またZEPETOは2021年11月、アプリ内でのバーチャルファッションを盛り上げるため、米フロリダ州のファッションデザイン学校Instituto Marangoni Miami(IMM)と共同で奨学金を発表。
応募者にアイテムの制作を依頼したとのことです。
「ジバンシイ(GIVENCHY)」×「あつまれどうぶつの森(あつ森)」
画像出典:https://www.wwdjapan.com/articles/1103322
僕等の馴染みのあるゲーム「あつまれどうぶつの森(あつ森)」用のメイクデザインを提供しました。
ラグジュアリーブランドのアイテムを再現している一般アカウント@nookstreetmarketと連携して、同ブランドの人気ルースパウダー「プリズム・リーブル」や、リップライン「ルージュ・ジバンシイ」をイメージしてデザインを作成。
キャラクターの顔部分に入れられるブランドのロゴやハート型、リップ型のメイクアップデザインを提供しています。
また他にも「ヴァレンティノ(VALENTINO)」や「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」などが一般アカウントの作成したデザインを紹介したりして「あつ森」内のバーチャルファッションの盛り上がりに参加してきた。
OTBグループのメタバース開発
画像出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000046849.html
グローバルブランドの「ディーゼル、メゾン マルジェラ、マルニ、ジル サンダー、ヴィクター&ロルフ、アミリ」を傘下に収め、スタッフ インターナショナルとブレイブ キッドを子会社とするOTBグループは、新規事業部門ブレイブ・バーチャル・エクスペリエンス(BVX)の設立を発表いたしました。
BVXは仮想世界すなわち「メタバース」向けに設計される製品、プロェクト、エクスペリエンスの開発に完全に特化いたします。
つまりOTB参加のブランドも後々メタバースで何か価値を提供していくと考えられます。
メタバースは成長産業?
ここまでファッション業界のメタバース参入についての事例をいくつかご紹介しました。
ではなぜ?ファッション業界はここまでメタバースへの参入を図っているのでしょうか?
いくつかの側面から見解していきます。
市場予想は右肩上がり
画像出典:https://www.wwdjapan.com/articles/1342314
まずは市場予想から、ブルームバーグ インテリジェンスの調査によれば、メタバース市場は2024年にはおよそ8000億ドル(約92兆円)規模となることが予想されている。
またメタバース上で購買ができるようになる”NFT”、米国の投資会社ジェフリーズは21年にわずか70億ドル(約8050億円)に過ぎなかったNFT市場が、22年には350億ドル(約4兆円)、25年には800億ドル(約9兆2000億円)に達すると予測しています。
NFTを販売しているブランドも続々と増えており、 「グッチ」「カール・ラガーフェルド」「アディダス オリジナルス」「ギャップ」「リモワ」「アンブッシュ」「アンリアレイジ」など多数に上る。
モルガン・スタンレーによる最新調査報告書によると、メタバース、ゲーミング、そしてNFTは2030年までに獲得可能なラグジュアリーグッズ市場の10%を占める可能性があり、同セクターの収益を約25%押し上げる可能性を示しています。
市場予想を見る限りでもメタバースでデジタルファッションを販売する企業が増えそうですね。
各著名人の発言にも注目
まず始めに、前述でご紹介したOTBグループの会長を勤めるレンツォ・ロッソ会長とBVX最高経営責任者(CEO)のステファノとのコメント
「テクノロジーはファッション産業の次なるフロンティアだと、私はかねてから考えていました。BVXを通じて、私たちは ファッション&ラグジュアリー産業の変革をリードし、現在と未来の顧客の需要を満たし、メタバースで製品とエクスペリエンスを届けていきます。ステファノはこのセクターで長年にわたり培ったスキル、そしてこの業界の進化を見極めて実現する能力を持ち、このチャレンジを指揮するのにふさわしい人物だと思います」
レンツォ・ロッソ会長「このやりがいのある新たな役職を喜んでお受けします。BVXには、OTBグループと傘下ブランドにおけるデジタル改革を私たちの暮らす社会の未来へ向けて推進するという大志があります。未来の社会は、現実と仮想の世界の生活を融合させていくでしょう。ゲーミングの世界とメタバースで当社ブランドの可能性を解き放つことは間違いなく、取り組むべき最も刺激的な体験になります」
ステファノ・ロッソCEO
英国ファッション協会のイベントで、同会のキャロライン・ラッシュ最高経営責任者(CEO)は、以下のようなメッセージを発信しました。
私たちが所有するファッションアイテムの10%から15%が、将来的にはデジタルファッションになる可能性があると予測した。
キャロライン・ラッシュ
統計サイト「スタティスタ」によると、世界におけるアパレル市場全体の規模は約1兆5000億ドル。
それを踏まえると、ラッシュの予想が当たった場合、デジタルファッションの前途はきわめて明るいものになりそうだ。
ではなぜ?デジタルファッションへ移行するのか?
それにはいくつかの理由がありますが、ここでは2つ取りあげます。
- サスティナビリティ
- 市場予測
それぞれ掘り下げます。
サスティナビリティ
ファッション業界は兼ねてから、生産過剰が生態系に破壊的な影響をもたらしていることが指摘されています。
そうしたなかで、デジタルファッションを購入することは、無駄や過剰消費の削減を促す可能性がある。
実際に服をつくる際、そのデザインに沿った反物を用意しますが、必要な生地素材にほしい色がなければ、反物を染めないといけません。
一反あたり約50m、たとえばそのうち2mを使ってサンプルを1着つくったとしましょう。
そのデザインがボツになった場合は、極端な話、残りの48mが必要なくなる場合もあります。
もちろん別の衣装に転用する場合が多いのですが、色展開を3色で用意する場合、どの色にするか決めるためには、10色のサンプルを用意してそのなかから採用色を決めることもありますので、サンプルといってもかなりの資源が必要になるケースがあります。
今のファッションの販売方法は、最初の売出し値がいちばん高く、残ったものをSALEで安く売って、それでも残ったものを捨てる、という流れです。
在庫をどれだけ用意するかについても、今は「これは売れそうだから多めにつくろう、多めに発注しよう」というように市場を予測してつくっていることから、結果として廃棄在庫問題につながっています。
それがもしデザインが決定した段階で、デジタル上で現物に近く精度の高いサンプルができ、試着することができれば、その時点でお客さまは注文することができるようになります。
販売する側も、注文されたものだけをつくることができますので、在庫過多になることもなくなります。
従来までの、後になるほど安くなる、という販売の構造が逆転するかもしれません。
さらに進めば、最初に予約を受けたファーストデザインが数量限定品として価値が出て、デジタル上での所有権を証明できるNFTでシリアル番号を持つコレクション品になるなど、新しいマーケットをつくる可能性まであると思っています。
市場予想
デジタルファッション協会(IDF)のリアン・エリオット・ヤングCEOは、デジタルファッションの利用がデザイナーにとって役に立つ可能性についても強調しました。
デザイナーはデジタルファッションを活用することで、実際の製品を作る前に、新しいコレクションへの人々の反応をいち早く把握できる。
業界としても、今まで「大量に商品をつくって、それを安く提供して、世界中の経済格差のある人々にも商品を届けていこう」という方向で成長を続けてきましたが、スマホが普及し、情報が行き交うようになってからは、一人ひとりのサイズや好みを先に聞いてそのあとにプロダクトをつくっていくという「マスカスタマイゼーション」に転換しようとしています。
僕はそのコアになる技術が「3DCGをつくる技術」と考えていまして、近い将来、バーチャル上で試着して、気に入ったものを商品化していく時代が来ると思っています。
NFTでアイテムを購入するにはETH(イーサリアム)が必要
メタバース上でアイテムの売買を行う際に、NFTを使用します。
NFTとは“Non-Fungible Token”の略で、日本語では「非代替性トークン」と訳されます。
代替や交換されることのないデータのことで、資産のデジタル鑑定書と所有証明書としての役割を持地ます。
ブロックチェーン上で発行・流通されるのでコピーやハッキングが不可能で、それがNFTの価値をより高めています。
ではNFTマーケットでアイテムを売買するにはどうすれば良いのか?を説明します。
例えば、NFTスニーカーを販売するプラットフォーム『STEPN(ステップン)』での購入方法を説明します。
- 国内仮想通貨取引所でビットコインを買う
- ビットコインをバイナンスに送金する
- バイナンスでビットコインをSOLに交換する
- STEPNのウォレットを作成
- SOLをSTEPNのウォレットに送金する
- NFTスニーカーを購入する
わけがわからない
わかります!初めて見るとわからないよね
いずれもっと簡素化されると思うよ
兎にも角にも、売買をするためには仮想通貨を使う!と言う事だけ覚えておけば今はOK。
ですから、どのみち仮想通貨を購入する所から始めないといけない。
『STEPN(ステップン)』の場合はビットコインですが。
ほとんどのプラットフォームではイーサリアムと言う仮想通貨が使用されています。
厳密には『STEPN(ステップン)』もイーサリアムを使用しています。
例えば、NFTアートで知られる「OpenSea」「Rarible(ラリブル)」などもイーサリアムを使用しております。
まずは仮想通貨である「イーサリアム」を購入できる国内仮想通貨取引所を口座開設する所からスタートです。
オススメは、「Coincheck(コインチェック)」
画像出典:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/21553
昔ネム流出事件で「Coincheck(コインチェック)」に預けるのは怖いと思う方もいるかもしれませんが。
その後、東証一部上場企業のマネックスグループの傘下に入ることで経営再建とセキリュティ強化を図り、現在は着々と業績を伸ばしております。
代表取締役の蓮尾 聡氏は、日本暗号資産ビジネス協会の理事を勤めている人物で、金融庁の仮想通貨交換業者にも登録されております。
コインチェックの最大の強みは、取引サービスのしやすさ。
スマホで使えるコインチェックアプリは累計400万以上ダウンロードされているほどで、仮想通貨取引の初心者でも使いやすく、わかりやすいと評判です。
もう1つ挙げるとすると「bitbank(ビットバンク)」
ビットバンクは、2014年5月に設立された取引所で、金融庁の登録を受けている業者です。
2021年1月時点における取扱銘柄は11種類と、コインチェックに比べると少なくなっていますが、仮想通貨取引料量は国内1位です。
ビットバンクの最大の特徴は、売買手数料がとても安いということ。
売買にかかる手数料が安いため、頻繁に主要通貨をトレードしたいという方には、ビットバンクは絶対におすすめできる取引所になっています。
ちなみに上記の『STEPN(ステップン)』の説明でしたら。
バイナンスへ資金を移行して「SOL」に交換するとご説明しましたが。
すでに「SOL」を購入できる国内取引所もございます。
画像出典:https://blog.liquid.com/
『Liquid by FTX』だけが日本円で取引できるようになっています。
「Liquid by FTX」を使って「Solana(SOL)」の購入もおすすめします。
とはいえ、コインチェックの方が資産運用の観点で言えば使いやすいです。
『STEPN(ステップン)』について解説するとかなりぼボリュームになりますので。
ここでは、まずファーストステップである国内取引所の解説のみで終わらせておきます。
- メタバース上でアイテムの売買をするには、仮想通貨を使用する。
- 仮想通貨を購入するために、まずは国内仮想通貨の口座を開設しておく
このステップをまずは踏んでおきましょう。
いざという時にすぐに対応ができるはずです。
取引所の口座開設するにも本人確認など設定事項が様々ございますので。
色々と触ってみて取引画面に慣れてみましょう。
無料で誰でも口座開設はできますからまずはファーストステップから取り組んでみましょう。
まとめ
本日は以下について解説しました。
- メタバースについて→仮想空間の意味。その中で娯楽はもちろん、コミュニティ運営、教育、広告、販売、その他のビジネスなど様々な展開の可能性が指摘されている
- ファッション業界におけるメタバース→続々と参入ブランド増えている。大手メゾンや国内ブランド等も
- メタバースは成長産業→メタバース市場は2024年にはおよそ8000億ドル(約92兆円)規模となることが予想されている
- 各著名人の発言にも注目→英国ファッション協会キャロライン・ラッシュ最高経営責任者(CEO)は、私たちが所有するファッションアイテムの10%から15%が、将来的にはデジタルファッションになる可能性があると予測
- なぜ?デジタルファッションへ移行するのか?→サスティナビリティと市場予想の観点から
- NFTアイテムを購入するにはイーサリアムが必要→まずはファーストステップとして国内取引所の口座開設をしておこう
どうでしたか?
なんだか面白い世界に今後変化するかもしれない。
このドキドキを胸に、時代に取り残されないよう。
日々動向をチェックしておきましょう♩
もちろんこのブログでも様々な観点でお伝えできればなと思います。
一緒に学んでいきましょうね♩
本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
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