おはようございます。モウリです
先日、群馬県にございます。
観光スポット『草津温泉』と長野県の『軽井沢』を観光しました。
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8月の真夏日に行ったのですが、山の上に位置しているという事もあり。
割と快適に過ごせました。
むしろ地元の人は、長袖を着ている人もチラホラ居たくらいです。
関東の人からすると、『草津温泉』は身近に行ける観光スポットってイメージかもしれません。
西日本の人からすると、名前は聞いたことあるけど行った事ないって人も多いと思います。
そこで本日は、週末に癒される『草津温泉』の旅を提案したいと思います♪
観光ガイドにはあまり載っていない、以外な場所も案内するので。
お楽しみに♪
群馬県『草津温泉』について
画像出典:OZmall
草津温泉は古くから人々に愛され、人々を癒してきた名湯。日本武尊や行基、源頼朝の開湯伝説をもち、日本最大の湯量と優れた治癒効能を誇るだけに、戦国時代には多くの武将が湯治に訪れ、又江戸時代には、文人、歌人をはじめ、年間1万人を超える来浴者が往来し、「草津千軒江戸構え」と詠われるほどの賑いをみせました。徳川八代将軍吉宗も草津の湯を江戸城まで運ばせて入浴したと言われ古くから栄えた温泉町です。
出典元:草津町役場
「草津」地名の由来は、大きく2つあります。
- 硫黄の匂いから「臭い水」を意味する「くさうず」が変化した
- 大般若経の中の一文「南方有名是草津湯」からきている
草津温泉街を巡ると、どこからともなく温泉特有の香りがしてくるので、「臭い水」を意味する言葉が変化した説はかなり的を得ているのではないでしょうか。
草津温泉のシンボルであり見どころである湯畑からは由来にも挙げられている硫黄のニオイを十分に感じることができます。
今となっては「硫黄の香り=温泉地」を連想されますが、硫黄は独特のにおいを発していることもあり、当時は臭いと感じられたのでしょうね。
現在の草津温泉は、この湯畑を中心に広がっているので、観光のスタートとしてまずはこの場所に訪れて「草津温泉に来た」と実感している方も多いようです。
ぜひ草津へ訪れた際は湯畑周辺に広がる硫黄のニオイを堪能してみてください。
画像出典:草津温泉観光協会
草津温泉にまつわる偉人
草津温泉は、歴史も古く。
その分歴史上の偉人とまつわるエピソードも無数に存在します。
まず、湯畑を見下ろすと、なかなか凝った様式になっていることに気が付きます。
画像出典:草津温泉観光協会
ひょうたん型に仕切られた湯畑と、その周辺の”遊歩といこいの場”は、「芸術は爆発だ」の名言でも有名な岡本太郎氏が、全体デザインを監修したものです。
これは温泉とスキーを楽しみに、草津に足しげく通っていた岡本氏が、都市計画の依頼を受け実現したもの。
草津を愛していたからこそ、快く引き受け協力してくれたそうです。
名湯が育んだアートとの縁。
草津の湯には、人と人とを結ぶ効能もあるようです。
▽当時の岡本太郎氏▽
画像出典:https://skylandhotel.jp
画像出典:https://alpha-katekyo.jp/
建久4年西暦1193年、鎌倉幕府が開かれた翌年、源頼朝が浅間山麓での狩りの途中に草津温泉を訪れたと言われています。
ゆかりの場所は湯畑西側の”白旗の湯”。
源氏の象徴、白旗からとったものです。
幕府の力を知らしめるために東国各地で狩りを行った頼朝。
効能を基準とした江戸時代の温泉番付で、当時の最高位であった東の大関として名を馳せた草津の湯。
将軍と大関、トップに君臨するものとしての縁を感じずにはいられません。
画像出典:草津温泉 泉質主義
“世界無比の高原温泉”と草津を評した、ドイツ人医師のベルツ博士。
東京医学校(後の東京大学医学部)教授として政府に招かれ、明治天皇の御典医も務めたベルツ氏は、近代医学の観点から、草津独特の強酸性泉質等に着目し、同時に立地や環境の素晴らしさも内外に広め、地域の発展に大きく貢献されました。
現在、彼の偉業等は「ベルツ記念館」で展示されています。
画像出典:https://hips.hearstapps.com
近代日本文学の傑作「暗夜行路」の後半部分は草津で執筆されました。
なぜ草津だったのでしょう?
思い描いたストーリー等の完成度を高めるための第三者的な場所が必要だったのでしょうか?
いずれにしても、感性をとぎ澄まし、気持ちを集中するための地であり、湯であったはずです。
また、当地を題材とした「草津温泉」では、農夫と間違えられたエピソードなどが綴られています。
小説の神様と称される彼の創作意欲を節目節目で支えていたのは、草津の泉質や情緒だったのかもしれません。
画像出典:草津温泉 泉質主義
草津温泉の中心に位置する湯畑を囲む石の柵には、 草津温泉を訪れたゆかりのある著名人、その時代を代表する偉人として選出された「草津に歩みし百人」の名が刻まれています。
2000年の町制施行100周年を記念して刻銘されました。
草津温泉の泉質と効能
●特色●
全て自然に湧出している自噴泉で泉質は強酸性の温泉です。温泉の湧出ケ所は数10カ所といわれていますが、個人で所有している源泉も数カ所あり、主に町で所有又は管理している源泉がほとんどで、万代源泉・湯畑源泉・白旗源泉・地蔵源泉・西の河原源泉・煮川源泉・熱の湯源泉の7源泉が代表的なものです。
●泉質●
源泉の泉質は各源泉で若干異なりますが、主たる泉質は「酸性低張性高温泉」でpH2.0前後の強酸性であり、五寸釘を湯川の中に入れて置くと10日ほどで融けて無くなってしまいます。
湧出源泉の中でも万代源泉は約94.5℃と高温のため、プレート式熱交換器を使用し水道水と熱交換して温度を約54℃に下げたものを浴場に利用し、万代源泉以外の源泉は温度50℃前後で湧出しているため古来よりそのまま浴用として利用されてきました。
代表的な源泉では湯畑源泉で町の中心部の広場よりこんこんと湧き出て、訪れる観光客の目を楽しませています。
その他、温泉を利用し道路融雪や公共施設の室内暖房などを行い温泉熱の有効利用を図っています。出典元:草津町役場
草津温泉のお湯では髪の毛を洗わない方が良いいですよ。
酸性度が強いのでシャンプーの働きもないと思うし、髪の毛や頭皮を傷めます。
草津温泉に行って頭を洗うのなら、真水の蛇口もあるはずなので。
そちらの水で洗うと良いです。
また草津温泉は温度が非常に熱い事で有名です。
僕も何箇所か行きましたが、50度近くが大半ですね。
熱いのが苦手な方は、水を足しながら入浴すると良いと思います。
もしくは半身浴。
めちゃくちゃ熱いので最初はびっくりしますね(笑)
ここが凄いよ!草津温泉
個人的に推したいのがココ!!
共同浴場
町内の適所に19カ所の共同浴場を設置して、無料にて開放し住民はもとより、観光客にもご利用いただいております
出典元:草津町役場
そうなんです。
無料で、共同浴場を使用できる場所があるんですね。
画像出典:湯遊.net
現在、草津津温泉にある「共同浴場(公衆浴場)」の数は全部で「19ヶ所」もあります。
そのうち、観光客が使用できるのが「3カ所」で、残り「16ヶ所」は地元の人のみが利用できる形です。
以前はすべての共同浴場(公衆浴場)を観光客でも利用できたのですが、騒いだり備品を盗んだりとマナーの悪い人が目立ったということから、今では観光客が利用できるのは「3ヶ所」のみになってしまったそうです。
「じゃあ、絶対に3ヶ所しか入れないのか?」というと、そういうわけでもないんです。
草津温泉の共同浴場(公衆浴場)には「もらい湯」という文化もあります。
「騒がない」、「汚さない」などのマナーをしっかり守れば住民の人たちも「入っていいですよ」と言ってくれることもあるそうです。
つまり、「もらい湯」の精神と感謝の気持ちを持って住民の人たちへ最大限の配慮を忘れなければ、入浴するチャンスもあると言う訳です。
草津温泉にある共同浴場(公衆浴場)は源泉かけ流しで泉質ももちろん良質。
場所によって異なる源泉を使っていたりと温泉好きにはとっても魅力的な場所です。
「もらい湯」の精神を忘れずに入浴できるなら、行ってみる価値は大いにあります。
ちなみに僕は、観光客でも利用できる「公衆浴場」と「もらい湯」で。
1日で合計3ヶ所の場所を入浴しました♪
ありがたい!
何度でも入浴し放題なので、昼に行って、夜に行って、朝また行って。
みたいに、1日に何度も入浴を楽しんでいましたね。
ここでは観光客でも入浴可能な3ヶ所をご紹介いたします。
白旗の湯
画像出典:草津温泉観光協会
ここは一番有名かもしれませんね。
湯畑の目の前に位置しております。
脱衣所を過ぎると浴室の境にドアなどはなくそのままお風呂場への続いています。
お風呂は内湯のみで浴槽が1つあります。
1つはかなり熱めで「46度」くらい。
もう一つはぬるめですがそれでも「43度」くらいはあるかと思います。
浴槽の定員は「4〜5人」といったところで、「共同浴場(公衆浴場)」なのでそれほど広々というわけではないです。
場所も分かりやすく、比較的入りやすいので、まずはこの「白旗の湯」から共同浴場(公衆浴場)デビューしてはいかがでしょうか。
地蔵の湯
画像出典:草津温泉観光協会
湯畑からも歩いて5分ほどと少し離れているので逆に空いていることが多い穴場でもあります。
「地蔵の湯」では一般の入浴以外に草津伝統の湯治「時間湯」も行われています。
温泉療法にも利用される「地蔵の湯」の源泉はすぐそばにある「地蔵の湯源泉」です。
硫黄の香りが感じられ、白くて細かい湯の華もたくさん浮いているのが特徴です。
お風呂は内湯のみで浴室には脱衣所と浴槽が一緒にあり、初めは少し戸惑いますが、天井も高く、窓から明かりも良くはいってくるので解放感はあります。
また「地蔵の湯」の前には足湯もあり、「共同浴場(公衆浴場)」に入る時間あない…という方も少しの時間で気軽に「地蔵の湯」を体験出来ます。
浴槽底は石タイルですが、回りの床は木で出来ているためペタンと楽に座り込む事ができます。
個人的には一番肌がつるつるになる嬉しい源泉という印象があります。
ロッカーの下が下駄箱変わりなので、靴やサンダルは玄関から中に持って来てくださいね。
千代の湯
画像出典:草津温泉観光協会
「千代の湯」は、草津温泉の中心にあり湯畑からも歩いて1〜2分と比較的分かりやすい場所にあります。
ただ、「白旗の湯」と比べるとこじんまりとしているので、知らないと通り過ぎてしまうかもしれません。
お風呂は男女別で内湯が一つのみで、木造の壁と石の床が風情を醸し出しています。
浴槽は大人3人ほどが入れる大きさで広くはありませんが、蛇口からはドバドバーと源泉が注がれているのがとても贅沢です。
使用している源泉は「湯畑源泉」。
熱めで酸が強くて草津らしいお湯です。
また「千代の湯」で有名なのが草津伝統の温泉療法「時間湯」です。
「地蔵の湯」でも同じく「時間湯」を行っていますが、「千代の湯」の方は体験がメインで観光客も手軽にチャレンジできます。
健康増進やデトックスに興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。
お土産に『温泉饅頭』
お土産何しようか?迷う人も多いかな?と思います。
個人的には、「温泉饅頭」なんか良いんじゃないかな?と思います。
草津温泉の周りは「温泉饅頭屋」が多く点在しているからです。
その中でも注目するんが、「松むらまんじゅう」。
草津温泉の饅頭屋の中で、美味しいと人気です。
画像出典:松むら饅頭
草津町内の至る所に、「松むら饅頭」のお店がいます。
シェアナンバーワンじゃないかな?
小分けにして単品売りもしているので。
その場で買って食べ歩きもできます。
僕も食べましたが美味しかったです♪
お昼は群馬名物「ひもかわうどん」
画像出典:じゃらん
元は群馬の郷土料理である煮込み麺料理に使われていた麺で、きしめんのルーツとも言われる愛知県の「芋川うどん」が訛って「ひもかわうどん」になったと言われています。
なんと言ってもまずはその衝撃的なビジュアル。
うどんとは思えないその麺の幅は、お店によってはなんと10センチを超えるものまで。
幅がある分、麺そのものはとても薄く、強いコシとつるんとした喉ごしで、独特の食感がやみつきに!
きれいに折りたたまれて提供され、つけ汁につけて食べるスタイルが定番と言われていますが、カレーやごまだれなど、お店ごとに様々な嗜好が凝らされています。
草津温泉付近では「まつもと」というお店で食べることができます。
晩御飯は「上州牛」
上州和牛は群馬県が誇るブランド牛で、優秀な黒毛和種を自然豊かな環境で肥育した、高品質な牛肉です。
甘くて柔らかな食感の「ローストビーフ御膳」や、口に入れただけでとろけてしまうような「牛炙り寿司」など、本格的な上州和牛メニューを味わえます。
画像出典:食べログ
草津温泉付近では、「したづつみ亭」と呼ばれるお店で食べる事ができます。
写真で見るからに美味しそうですよね?
草津温泉付近で宿泊するならどこが良い?
温泉地の宿泊施設については、『ゆこゆこ』で検索した方が良いです。
『ゆこゆこ』は、温泉地に特化した宿泊サイトなので。
他では載っていない宿なども見つかったりします。
その中でも、人気なのが「お宿 木の葉(共立リゾート)」ですね。
画像出典:ゆこゆこ
割と最近できたばかりの新しい宿ですね。
口コミも良さそうです。
とにかくお風呂優先で今回は二回目の宿泊でした。今回は運が良かったのか一泊でも三回も貸し切り風呂を使うことができました。ゆこゆこの12時までチェックアウトプランでしたので大きな露天風呂と二人でゆっくり入る貸し切り風呂を十分楽しめました。また風呂あがりにおいてあるヤクルトやアイスもちょっとした気配りで良かったです。また疲れを取りにかみさんと次回も来たいと思います。風呂を満喫したい人にお勧めです。
60代男性お風呂の数と貸切露天風呂の広さに感動しました!夕食のハーフバイキングは大満足で美味しくいただきました。夜鳴きそばもたのしみで、風呂上がりのアイスやヤクルトは感激です!また、最非とも泊まりたいです!おすすめの宿がまた1つ増えました。
50代女性
画像出典:ゆこゆこ
画像出典:スカイチケット
ちなみに車での移動が便利です。
駅から遠く、バスを利用しないと草津温泉には行けません。
そのため、なるべく柔軟に行くなら車が良いと思います。
草津温泉から1時間くらいで軽井沢へも行けますから。
車1台でもあると便利ですね。
レンタカーで行こうと考えている方は、スカイチケットレンタカーはおすすめです。
安い所を比較してくれるので、どれがお得かが一発でわかります。
まとめ
本日は以下について解説いたしました。
- 群馬県『草津温泉』について→日本最大の湯量と優れた治癒効能を誇る名湯
- 草津温泉にまつわる偉人→岡本太郎、源頼朝、ベルツ博士、志賀直哉などなど
- 草津温泉の泉質と効能→泉質は強酸性の温泉。
- ここが凄いよ!草津温泉→無料で利用可能な「共同浴場」が19ヶ所もある
- お土産に『温泉饅頭』→おすすめは、「松むらまんじゅう」
- お昼は群馬名物「ひもかわうどん」→群馬名物ですので、一度は食うべし
- 晩御飯は「上州牛」→「したづつみ亭」で食べる事ができます
- 草津温泉付近で宿泊するならどこが良い?→最近できた「お宿 木の葉(共立リゾート)」が人気
今回は、あえて湯畑や湯もみなどなど、観光スポットを載せませんでした。
それより、あまり観光サイトに載っていない共同浴場を知って欲しかったですね。
ちなみに、足湯も無料で何ヶ所がございます。
気軽に利用できるので良いですよね♪
今週末どこへ行こうか?迷っているなら。
一度草津温泉に行って見るのも良いんじゃないでしょうか?
本日も最後までお読みいただき誠に有難うございます。
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