おはようございますモウリです
冬〜春の時期は、ニットを着る機会は多いんじゃないでしょうか?
僕もニットは大好きなので良く着ています。
しかしニットにも種類が沢山あるのはご存知でしょうか?
種類ごとに特徴なども違います。
今日はそんなニットの種類を基礎的にまとめてみました。
是非今後あなたのニット選びの参考になれば嬉しいです。
今日でわかる事
- 編み目の違いについて
- 編み方の違いについて
- 素材の種類について
- 襟の違いについて
- 柄の種類について
- コーディネートのご紹介
編み目の粗さの違い
ニットは、「ハイゲージニット」と「ローゲージニット」と言う2種類の編み目の違うサイズがあります。
ニットの編み目の粗さの違いで、一見似ているニットアイテムでも印象がガラリと変わります。
※ゲージとは編機の針の密度を表す単位のことで、1インチ(約 2.54 cm)の間に編み針が何本あるかを表しています。
ローゲージニット
画像出典:https://zozo.jp
ローゲージニットは、編み目の模様や凹凸がわかりやすく、いわゆる「ざっくりとした」編み目が特徴です。
暖かくボリュームがあり、コーデにやわらかい印象を与えてくれます。
密に編まれたものは防寒性に優れていますが、ゆるめに編まれたものは風を通しやすいという欠点もあります。
ハイゲージニット
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ざっくりと編まれたローゲージに対し、ハイゲージは細い糸を使って細かく密に編まれているのが特徴です。
すっきりとした見た目なので、幅広くコーデしやすく、きれいめなコーデにも活用できる汎用性がポイントです。
ニットの編み方の種類
ニットと一括りにしてもその編み方の違いで表情がガラリと変わります。
今回はそんな編み方の違いで、代表的な7種類を紹介します。
1:リブ編みニット
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リブニットはストライプのような編み目が特徴のニットのことです。
身体にぴったりとフィットするアイテムが多く、縦ラインの編み目がシルエットをきれいに見せてくれる優秀なアイテムです。
ボディだけでなく、袖口やネックなどにも使われることが多い編み地です。
2:ケーブル編みニット
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縄のような編み目が特徴で、イギリスの伝統的なフィッシャーマンセーターなどに見られる柄のニットです。
ニットの中でも定番の種類のひとつで、あまりトレンドを意識せず着られるので1枚持っていると便利です。
3:天竺編みニット
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平編みの別称で、もっとも基本的な編み方です。表側は縦方向の筋が、裏側はやや粗く見えるのが特徴。
薄くて横方向への伸縮性に優れているため、ニットの組織としては多く利用されています。
天竺編みはニットの中でも一番クセのない編み方なので、基本的にどんなアイテムとも合わせやすいニットと言えます。
4:ワッフル編みニット
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ワッフルニットはスイーツのワッフルのような四角い編み目のニットのこと。
厚みが出る編み方で、伸縮性や保湿性が高いのも特徴。
また、サーマルや鹿の子のように肌にまとわりつかずややラフな印象を与えるのもポイントです。
5:ループ編みニット
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毛糸をループ状に編んだ、凝った編み目が特徴のニット一本一本のループが太く大きいほど存在感が増し、もこもこの見た目に仕上がります。
セーターやカーディガンに採用されることが多く、着るだけで暖かさと存在感が大幅にアップしますよ。
6:シャギー編みニット
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シャギーニットは、生地表面を起毛加工し、毛先に向かうほど毛量を少なくするシャギーカットを施した生地。
ふわふわの手触りが特徴で、フェミニンな雰囲気も漂うニット生地です。
モヘアニットに似ていますが、シャギーニットはより動物毛の質感寄りでモヘアよりも毛足は長いのが特徴です。
7:プードル編みニット
画像出典:https://ja.codibook.net/
毛足長めの繊維を使って編み上げられたプードルニット。その名の通り、プードルの毛のような質感で、柔らかなもこもこ感が楽しめる生地です。
ボリュームがある見た目ですが、生地自体が薄手のものも豊富。ふんわりとしたボリュームがあるので、無地でもコーデが地味に見えないのがうれしい。
ニットの素材の種類
ニットには素材も豊富にあります。
それぞれ特徴が違いますので、ここで抑えておきましょう♩
1:ウールニット
画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%AB
ウールとは羊毛のことで、冬用ニットの基本素材。
抜群の保温性が魅力で、暖かさにおいてはウールに勝るニット素材は存在しないといわれるほど。
ただ、品質にバラつきがあり、ウールの良し悪しはピンキリです。
市場に出回っているニットの多くは、ウールと化学繊維を合わせた混紡ニットです。
また、人によっては肌触りがチクチクと感じることもあります。
2:カシミアニット
画像出典:https://lowch.com/archives/13953
カシミアは、ヒマラヤ原産のヤギであるカシミアヤギの毛を使用したもの。
高級素材として知られ、高級ニットの多くはカシミアで作られています。
保温性はウールレベルで、それでいて肌触りは極上。
おまけに美しい光沢を放つのも特徴です。
虫がつきやすいので収納する際は防虫剤が必須です。
3:アクリルニット
画像出典:https://cojicaji.jp/laundry/how-to-wash/713
アクリルは保湿性が高く、ウールに近い肌触りが特徴の化学繊維です。
価格も安いため、プチプラファッションのニットの多くに使用されています。
染色がしやすく、カラーニットを楽しみたい方におすすめ。
価格も含めて自然繊維に比べると扱いやすいかもしれませんが、静電気が起こりやすく、毛玉ができやすいという難点もあります。
4:モヘアニット
画像出典:https://article.dososhin.com/201702010111/
モヘアはアンゴラ山羊の毛のことで、ふわふわとした表情豊かな表面感が特徴。
シルクをしのぐ光沢としなやかさ、さらには軽さも持ち合わせています。
デリケートな素材ゆえに毛が抜けやすく、その風合いを長年維持するのは難しいという一面もあります。
5:アンゴラニット
画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%82%AE
アンゴラ山羊の毛はモヘアですが、アンゴラうさぎの毛はアンゴラと呼ばれています。
風合いはモヘアと似てふわふわで、非常に軽くて柔らか。
パステルカラーなどの明るめの色が多く、キュートなアイテムに使われることが多い素材です。
ただしアンゴラはデリケートすぎるため、ウールや化学繊維などと混紡されるのが一般的。
市場に出回っているアンゴラは、ほとんどが混紡したものです。
6:コットンニット
画像出典:https://tenki.jp/suppl/grapefruit_j02/2020/05/10/29820.html
コットン=春夏素材と思っているかもしれませんが、実は冬ニットにも使われています。
その魅力は抜群の肌触りで、ニット特有のチクチクとした肌触りはコットンニットには存在しません。
なので、敏感肌の人にはおすすめの素材なのです。
ただし、冬ニットに使われる素材の中では保温性が低いということも覚えておきましょう。
ニット襟の違い
襟元のデザイも様々な種類がございます。
それぞれ特徴が違うため、コーデによって使い分けましょう♩
1:クルーネック
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船員が着てきたことから名付けられたクルーネックは、首が詰まった丸首デザインが特徴。
アウターを選ばずレイヤードしやすい点もポイントです。
Vネックラインのジャケットやカーディガンとも好相性。
1枚持っていればいろいろなコーデに活用することができます。
2:Vネックニット
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V字型のネックラインはシャープな印象を与えるため、クルーネックに比べると小顔に見せる効果があります。
さらに縦のラインを強調するので、丸顔やふくよかな体型、首が短いなどの悩みを目立たなくできるんです。
またデコルテがきれいに見え、大人っぽい印象を演出できるメリットがあります。
Vの深さは丸みのあるものからシャープなものまでさまざま。
ご自身にフィットしそうな形をぜひ見つけてみてくださいね。
3:タートルネックニット
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首元にボリュームがあり、防寒性にも優れているので、マフラーがなくても首周りが暖か。
首が詰まるため着膨れしないか気にする方も多いかと思いますが、首元に程良く余裕をもたせたものならば首の詰まった印象が和らぎます。
4:モックネックニット
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ここ数年注目されているデザインであるモックネック。
モックは”見せかけの”という意味をもち、タートルネックよりも高さがなく、折り返さないところが特徴です。
首が短い人でもすっきり着こなすことができ、おしゃれな印象を与えることができますよ。
5:ハイネックニット
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ハイネックニットは、首に沿って襟が高く作られたニットのこと。
襟の長さは短かめのものから長めのものまでさまざまですが、タートルネックのように折り返さないのが特徴。
首元が出ていないのにスッキリと着ることができ、大人っぽいコーデを楽しめます。
6:オフタールネックニット
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オフタートルネックニットは、タートルネックニットよりもゆったりとした首元が特徴です。
タートルネックよりカジュアルな印象で抜け感のあるコーデをしたいときにおすすめです。
7:補足
ハイトタートルとモックネックと首元の長さの違いって?
そう疑問持つ方いるだろうなと思ったので補足説明。
首元の長さで言えば。
- オフタールネック
- タートルネック
- ハイネック
- モックネック
- クルーネック
- Vネック
と言う順番です。
一番首元が長く作られているのが、オフタールネックですね。
この順番を覚えていれば、まずは大丈夫です!
ニットの柄の種類
ニットには柄がある物もございます。
ここで少し抑えておきましょう
1:ノルディック柄
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ノルウェーの各地で伝統的に伝わる模様のことで、雪柄などの編み模様で表現。
多色使いのものも多いですが、大人にはネイビーやホワイトなどの定番色で構成したものがおすすめ。
そうすれば柄ニット初心者にもグッと取り入れやすくなるはずです。
2:フェアアイル柄
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スコットランド・シェトランド諸島のフェア島を発祥とする、伝統的なフェアアイルニットの編み模様。
400年以上も編み続けられている古典柄で、カラフルな多色使いと数段にわたる幾何学模様が特徴です。
どこかレトロな雰囲気を放ち、他の柄同様に柄ニットの王道。
3:アーガイル柄
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アーガイル柄は、ダイヤモンド柄をモチーフに細いラインとひし形を組み合わせた模様を指します。
語源はスコットランド西部の州。歴史が深く、トラディショナルな印象を与える柄です。
どこか育ちがよく見えるので、好印象を演出するのにうってつけ。
おすすめニットコーディネート
ここではニットを使用したコーディネートを幾つかご紹介します。
ご自身の今日のコーディネートの参考にしてみてね♩
ミリタリーミックス
画像出典:WEAR
ゴールデンミルズのフィールドパーカーとフェアアイルのミックスで春コーデ。
ボトムスのぬけ感も◎
画像出典:WEAR
メンズもカッコ良いですね♩
ハイカラーをインナーに持ってくるのがポイント!
ワンカラーコーデ
画像出典:wear
上級かも知れませんが。
ワンカラーコーデも良いです。
春らしくパステルカラーを選ぶと春らしいですよ。
これは鹿の子ロールネックニットですね。
画像出典:WEAR
逆にパステルと正反対のカラーで振り切っても統一感がありカッコ良いです。
ポイントはボトムスですね。
グレーっぽいブラックで。
中間に入る事で、うまくバランスが取れています。
抜け感でいまっぽく
画像出典:WEAR
ポイントは、ニットがオーバーサイズで。
ボトムスが細身のいわゆるVラインを意識する事です。
少し専門的ですが、ハニカム編みとケーブル編みのミックスデザインですね。
ラウンドネック袖口と裾はリブ編みになっている。
要はボリュームを見せるようなデザインにしているよって覚えておいて。
画像出典:WEAR
トップスがNewAnceのアルパカクルーニットです。
素材も柔らかいので、全体のカラーも温かみのあるカラーで統一。
アイテムをブラックで統一しているのがGOODです。
フェイクファーベストで今っぽく
画像出典:wear
少し前から定番になりつつありますが。
フェイクファーベスト。ここ最近一気に見受けられるようになりました。
ニット1枚では心もとない場合は、ベストと組み合わせると◎。
画像出典:WEAR
まとめ
本日は以下について解説しました
- ニットの種類について
- 編み目の違いについて
- 編み方の違いについて
- 素材の種類について
- ニット襟の違いについて
- 柄の種類について
- コーディネート紹介
かなりの情報量でしたので、頭がこんがらがりますよね。
何度も見返して「へぇ〜こういうのあるんだ」ってだけでも良いです。
ご自身のニット選びの参考にして見てくださいね♩
本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
参考文献:
https://mens.tasclap.jp/
https://mine-3m.com/
https://laurier.excite.co.jp/
https://www.locondo.jp/shop/contents/note/
https://k2j-web.com/
https://fabric-tokyo.com/answer?vialink=answer_header
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