おはようございます。モウリです
冬が訪れると、街には冷たい風が吹き、自然と温かい食べ物が恋しくなりますよね。
そんな季節にぴったりなのが「おでん」です。
ほっこりとした出汁の香り、じっくり煮込まれた大根や卵、そして口の中でとろけるような味わいのちくわぶやこんにゃく——心も体も温まるこの冬の定番料理は、多くの人々に愛されています。
今回は、都内で特に人気の高いおでん店や、ちょっとした隠れ家的な名店をご紹介します。
デートや友人との食事、一人飲みでも楽しめるおでんスポットを厳選しました。
この記事を読めば、寒い冬の夜にぴったりな、お気に入りのおでん屋さんがきっと見つかるはずです。
さあ、一緒に温かい出汁の香り漂う都内の「おでん巡り」に出かけましょう!
浅草【浅草おでん大多福】
浅草駅から徒歩5分の場所にある「浅草おでん 大多福」は、大正4年創業の歴史ある老舗おでん店です。
昆布と鰹節をベースにした関西風のだしに、関東風の醤油を効かせた独自の味わいが魅力。
定番のおでん種はもちろん、春には筍、夏にはトマト、秋には銀杏、冬にはヤリイカと、季節ごとに異なる限定メニューも楽しめます。
令和元年のリニューアルを機に改装された店内は、老舗らしい趣を残しつつも、落ち着けるモダンな空間に生まれ変わりました。
スタッフとの距離感が心地よいカウンター席は、一人で訪れてもゆっくりとくつろげる雰囲気が特徴です。
また、最大6名まで利用可能な個室も完備しており、周囲を気にせずおでんとお酒を楽しみたい方にもぴったりです。
広尾【おでんとわいん びのむ】
広尾駅から徒歩6分に位置する「おでんとわいん びのむ」は、鴨のコンソメだしで煮込んだおでんとワインのユニークな組み合わせが楽しめるお店です。
毎日6時間かけてじっくりととったコンソメは、一晩寝かせてから脂を取り除き、あっさりとした上品な味わいに仕上げています。
丁寧に煮込まれたおでん種や野菜は、だしの旨味がしっかりと染み込み、濃厚で深みのある風味が堪能できます。
使用する食材は厳選されており、手作りにこだわったおでん種も多数用意されています。
また、店内には約200種類の熟成ワインが常備されており、ソムリエであるオーナーが料理にぴったりの一杯を提案してくれます。
フレンチのエッセンスを感じる洗練された空間で、おでんとワインの絶妙なマリアージュをゆったりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
新橋【銀座 乃だや】
新橋駅から徒歩4分の場所にある「銀座 乃だや」は、70年以上にわたり静岡で親しまれてきた「味の店 乃だや」の東京支店です。
静岡の食材をふんだんに使用した豊富なメニューが魅力で、特に創業当時から継ぎ足してきた秘伝のだしで煮込む「味噌おでん(静岡風おでん)」が人気。
白味噌を添えて味わうおでんは、静岡名物の「ダシ粉」を振りかけることで、さらに風味が引き立ちます。
木製の大きな看板が目印で、暖簾をくぐると、和の雰囲気が広がるこぢんまりとした落ち着いた空間が広がります。
お一人でも気軽に座れるカウンター席や、グループでの利用にぴったりのテーブル席が用意されており、リラックスしながらおいしいおでんを楽しめるアットホームな雰囲気が魅力です。
町屋【鶏居酒屋でかのれん】
町屋駅から徒歩2分の立地に、2022年4月にオープンした「鶏居酒屋 でかのれん」。
国産の上質な鶏肉を使用した料理が楽しめるお店で、特に天草大王や国産鶏にこだわったメニューが豊富です。
中でも人気の『鶏白湯スープのおでん』は、時間をかけて煮込んだ濃厚な鶏白湯スープが、おでん種にしっかりと染み込み、ひと口食べれば鶏の旨味が口いっぱいに広がります。
おでん以外にも、低温調理でじっくり仕上げた『大山鶏たたき2種盛り』など、新鮮な鶏肉だからこそ味わえる逸品が揃っています。
店内はシンプルでスタイリッシュなデザインとなっており、デートや友人との食事など、さまざまなシーンで利用しやすい雰囲気が魅力です。
新宿【ごだいご新宿NSビル】
新宿駅から徒歩10分に位置する「ごだいご 新宿NSビル」。昆布と鰹節を丁寧に使った澄んだだしは、あっさりとしながらも深い味わいが特徴です。
全国から厳選した食材を合わせて仕上げる『京風おでん』は、シンプルながらも上品な一品です。
特におすすめは、柔らかく煮込まれた『牛すじ』。独特な食感と凝縮された旨味が楽しめます。
店内に入ると、開放感あふれるゴージャスなソファーラウンジ席が広がり、ゆったりとした時間が流れます。
最大15名まで利用できる和モダンな個室は、テーブル席で落ち着いた雰囲気が漂います。
小さめのソファー席の個室は、温かな照明に包まれたプライベート感たっぷりの空間。
さらに、デートにぴったりな和風の掘りごたつ席も用意されており、さまざまなシーンで特別なひとときを過ごすことができます。
代々木【MISO18ヶ月】
代々木駅から徒歩3分の場所にある「MISO18ヶ月」は、蔵元から譲り受けた大きな味噌樽が目を引くお店。
愛知県豊田市の桝塚味噌の味に感動した店主が、こだわりの味噌料理を提供しています。
特に味噌で仕上げたおでんは、茶色の見た目が印象的ですが、味が濃すぎることはなく、だし・味噌・たまり醤油の絶妙なバランスが織りなす深い旨味が特徴。
食材本来の味を引き立てる逸品です。
おでん以外にも、多彩な味噌料理がラインナップ。
定番の『味噌カツ』から、白味噌を使ったユニークな『カルボナーラ』まで、どれも奥深い味わいが楽しめます。
厳選されたワインや日本酒との相性も抜群で、一度訪れれば味噌の魅力にハマること間違いなし。
2021年にリニューアルされた店内は、明るく清潔感があり、居心地の良さも魅力の一つです。
立川【ひだりうまでん助 南口店】
立川駅から徒歩3分の距離にある「ひだりうまでん助 南口店」は、その名の通り、馬肉とおでんが自慢の居酒屋です。
おでんは、醤油だしをしっかり効かせた、関東風の濃いめの味付けが特徴。
玉子や大根などの定番の具材に加えて、馬すじなどのユニークな具材も揃い、この店ならではのおでんが楽しめます。
おでんに負けず劣らずの看板メニュー、馬肉料理は鮮度抜群。馬刺しやたたきはもちろん、モツ煮込みやメンチカツなど、他の店ではなかなか味わえない馬肉を使った料理も豊富にラインナップ。
昔ながらの“大衆酒場”的な温かみのある雰囲気の中で、絶品のおでんと馬肉料理をじっくり堪能してみてはいかがでしょうか。
まとめ
冬の寒さが身に染みる季節に、体も心も温めてくれるのが「おでん」の魅力です。
今回ご紹介した7店舗は、老舗の名店から、デートや友人との食事にぴったりのカジュアルなお店まで、さまざまなシチュエーションで楽しめるラインナップです。
ぜひ、次のおでん巡りの参考にしてみてくださいね。
寒い日には、温かいおでんを囲んで、じっくりと東京の冬の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
きっと、ほっとするひとときを過ごせることでしょう。
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