先日お仕事で千葉県の印西市と言う所に初めて行った。
初めて行って思ったのが、「ここって住みやすそうだな!」。
そこで、色々と調べてみるとなるほど!と思える情報も多くあったため。
今日は”千葉県印西市は住みやすいのか?”をテーマに解説していこうと思います。
- 引越しを検討している人
- 子育てに良い環境を探している人
- 自然豊かな街に引っ越したい人
そんな人は是非参考になると思います。
僕が初めて行って住みやすそうだな!って思った理由がわかると思います。
是非最後までご覧頂ければと思います。
千葉県印西市の概要
東洋経済『都市データパック』編集部が1993年から発表している「住みよさランキング」。
2021年現在、安心度・利便度・快適度・富裕度の4つの視点からなる20指標をもとに偏差値を算出してランキングがされています。
なんと2012年~2018年まで7年連続1位となっていた印西市。
2019年から算出する基準が変更になってから2022年は23位となっております。
千葉県内で唯一トップ50位以内に入っているのが印西市と成田市のみ。
画像酒店:東洋経済『住みよさランキング2018年」
7年連続1位ってすごい!
さてここから千葉県印西市の主な概要に触れてから「住みやすさ」について解説していきます。
印西市をあまり知らない人はある程度イメージできるかな?と思います。
印西市ってどこにあるの?
画像出典:https://www.city.inzai.lg.jp/
東京都心から約40キロメートル、千葉市から約20キロメートル、成田国際空港から約15キロメートルに位置し、西は我孫子市・柏市・白井市に、南は八千代市・佐倉市・酒々井町に、東は成田市・栄町に、北は利根川を隔てて茨城県に接しています。
千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」で表すとちょうど目の当たりです。
画像出典:blogs.c.yimg.jp
印西市の主要地域
画像出典:千葉ニュータウン中央駅
印西市といえば、「千葉ニュータウン」が拠点都市。
子育て世代が増加する住宅都市として発展しています。
国内企業だけではなく、世界中の企業からデータセンターが集まることから「情報城下町」と呼ばれています。
主に上下で2区に分かれていますね。
下は千葉ニュータウン地区で、「千葉ニュータウン中央駅」や「印西牧の原駅」などが主要駅。
役所等も千葉ニュータウン地区に集結しています。
また上の方は、「木下地区」で、「木下駅」や「小林駅」などがあります。
木下地区は利根川水運の宿場町「木下河岸 (きおろしがし)」と呼ばれ、銚子から江戸への中継地点として栄えており、銚子沖で獲れた魚貝類は、馬で木下街道を通り本行徳河岸で舟に乗せ替えて日本橋・小網町の行徳河岸に運び入れていました。
土地環境と人口推移
土地利用は、田畑が約4割、山林が約2割、宅地が約1割となっており、自然環境が多く残されている地域です。
宅地は、JR成田線沿線の既成市街地や千葉ニュータウンを中心に、市街化が進んでいます。
令和4年7月1日時点の人口は108,922人、世帯数は44,303世帯、1世帯当たり人員は2.46人です。
また、人口の6割以上を千葉ニュータウン区域が占めています。
画像出典:https://jp.gdfreak.com/
年齢階層別人口の推移は、子育て世帯の転入増により、他自治体と比べ、0から14歳の人口割合の伸び率が高いことが特徴ですが、全体としては少子高齢化の傾向で、65歳以上の人口割合も増加が続いています。
画像出典:https://graphtochart.com/
graphtochartの調べによると、2035年まで右肩上がりに人口が増加していく模様。
ただ2035年をピークに緩やかに右肩下がりでしね。
実は市も「令和3年度にスタートした総合計画では、人口のピークを令和10年度と推計しています。」と公表している。
ただ外国人人口は緩やかに右肩上がりなので。
この人口増がどうなるかで将来人口が変化するかも。
あと後ほど触れますが、電車賃の運賃減少がどう影響するか?ですね。
とはいえ、現状は人口増加中ですし。
活気がある市なのは間違いないですね。
印西市の住みやすさを調べてみた
ではここからは実際に”住みやすさ”を中心に調べていこうと思います。
今回は、『千葉ニュータウン地区』を中心に。
「千葉ニュータウン中央駅」「印西牧の原駅」などを題材に”住みやすさ”を調査します。
- 家賃相場
- 交通アクセス
- 周辺概要
- メリット・デメリット などなど
上記4点を中心にお話ししていきます。
家賃相場について
千葉ニュータウン中央駅周辺の家賃相場は以下になります。
間取り | 家賃相場 |
1K | 3.87万円 |
1LDK | 7.15万円 |
2LDK | 8.37万円 |
athome調べ
3LDK以上でも10万円代で住めます。
凄い安いですね。
ちなみに「印西牧の原駅」も同じような家賃相場ですね。
東京都心に比べるとだいぶ安いですね。
高層ビルやタワーマンションがないので。
分譲マンションや一戸建てを借りるケースが多いですね。
交通アクセスについて
「千葉ニュータウン中央駅」「印西牧の原駅」は共に、北総線という線路でお互い隣駅に位置します。
今回は「千葉ニュータウン中央駅」から主な主要駅へのアクセスを表にします。
所要時間 | 乗換回数 | |
東京駅 | 約64分 | 1回 |
新宿駅 | 約71分 | 1回 |
渋谷駅 | 約75分 | 1回 |
池袋駅 | 約71分 | 1回 |
品川駅 | 約64分 | 0回 |
東京の主要駅まではほぼほぼ1時間以上はかかります。
しかし品川駅や成田空港・羽田空港までは乗換なしで行けるため。
新幹線や飛行機の利用の際は便利です。
印西市民は、主に車社会で車で生活しますから。
あまり電車の利用は少ないかもしれませんね。
あとは北総線の運賃の高さも理由の1つです。
ここら辺の話はデメリットの章でお話します。
とはいえ、リモートワーカーにとっては1時間弱の距離は関係がないかもしれませんね。
その分物価も安く、自然豊かで良いと感じます。
周辺概要について
ここら辺はメインではないでしょうか?
「千葉ニュータウン中央駅」「印西牧の原駅」周辺は栄えており。
ほぼほぼこの2駅周辺で完結できます。
ただ広大な土地に離れてボンボンと建てられているので、移動の際は車かバイクがあれば便利ですね。
それでいってみましょう♩
千葉ニュータウン中央駅周辺
画像出典:https://www.aeonmall.com/
なんといってもイオンがあるのが大きいですね。
千葉ニュータウン中央駅直結です。
ほぼほぼここで全てが揃います。
洋服・ドラックストア・食品・娯楽・映画館などなど。
あと隣にドンキホーテやスポーツジム、トイザラスなどもありますし。
本当に文字通りイオンに行けば事足りるレベルですが。
他にもあります。
イオンから道路挟んで隣に「カインズモール」があります。
画像出典:http://www.cainz.com/jp/index.html
カインズなので、日用品をはじめ工具やペットショップなどもあるのですが。
コメダ珈琲やスーパーベイシア、モスバーガーや吉野家、歯医者などなど。
その他にも多数出店している。
イオンの隣にこういったモールがあるのもまた良いですね。
さらにそのカインズモールの隣に「コストコ」があります。
画像出典:https://chiba.itot.jp/chiba-nt/
コストコは郊外にあるイメージですが。
千葉ニュータウンにもコストコがあるんですね。
ちなみにコストコの隣にスタバなどもありますね。
画像出典:https://www.cookdoor.jp/
さらにイオンの隣には「アクロスプラザ千葉ニュータウン中央」があります。
画像出典:https://acrossplaza.jp/
GUだったりシュープラザや飲食店なども並びます。
千葉ニュータウン中央駅から徒歩5分圏内で、「千葉県立北総花の丘公園」という場所もあります。
この公園はとにかく広いです。
5つのエリアに分かれており、公園としての機能をはじめ。
週末にはマルシェや、図書館、BBQ施設やドッグランなどなど。
公園内に数多くの施設もあります。
画像出典:https://parkful.net/
子供を自然に伸び伸びと遊ばせる事が出来そうですね、
印西牧の原駅周辺
まずは、印西牧の原駅直結に位置する「牧の原モア」。
画像出典:https://chiba.itot.jp/chiba-nt/
ヤマダ電機を始め、TUTAYAやダイソー、ドラックストアや西松屋、病院や学習塾などなど。
様々な業種が入っている商業施設ですね。
その隣には「ジョイフル本田千葉ニュータウン店」があります。
画像出典:https://chiba.itot.jp/chiba-nt/
東京ドーム3.6個分の広さがあります。
ジョイフル本田は、コームセンターでカインズホームと近いかもしれませね。
ただここはだだっ広い。
施設の中には、映画館を始め、ユニクロ、飲食店、スーパーや保険、携帯ショップや飲食店などなど。
数多くの業種が入っています。
さらに駅直結で「BIGHOPガーデンモール印西」という施設があります。
画像出典:https://www.timesclub.jp/sp/tanomachi_ex/
一応ショッピングモールと言われていますが。
もはやアミューズメントパークですね。
画像出典:https://www.timesclub.jp/sp/tanomachi_ex/
施設内には、観覧車をはじめ、トランポリンやすべり台、アスレチック、恐竜を模した遊具などがあり、お子さんも思いっきり遊べるコンテンツが盛り沢山!
他にも室内遊園地や動物園もあり、老若男女問わず遊べるショッピングモール。。。というよりは、アミューズメントパークのようで、北口側のモール群とはまた違うファミリー層向けの施設となっているのが特徴です。
印西市役所の出張所などもこの施設内にあります。
印西市役所自体は、木下駅にあります。
また駅近くには「牧の原公園」と言う施設もあります。
画像出典:https://blog.goo.ne.jp/kokuhutayori
「牧の原公園」は、公園内の傾斜地に「コスモスの丘」と呼ばれるコスモス畑が広がっています。
かつては駅前にコスモス畑が一面に広がっていましたが、宅地開発に伴い、今ではこのコスモスの丘に残るだけとなりました。
1998年には関東の駅百選にも選ばれました。
印西牧の原駅が、関東の駅百選に選ばれた理由がこのコスモスだったと言われています。
メリットについて
ここでは大きく2つの要素について取り上げます。
- 子育て環境
- 震災リスク
子育て環境について
「千葉ニュータウン」や「牧の原」は共に子育てがしやすい街として注目されています。
自然と都市を融合した街作りが魅力的な千葉ニュータウン中央は、駅前は買い物困らない環境にありながら、自然との距離も近い便利な暮らしができるまちです。
また子育てに対する支援もあり。
例えば、「子ども医療費助成制度」。
中学3年生までの医療費を市が負担してくれる。
他にも「子育てコンシェルジュ」「子どもの学習支援事業」などなど。
多数の支援を行なっている。
気になる方は、印西市のホームページを確認してみてください♩
千葉ニュータウンは広く、小学校が6校あります。
白井市立大山口小学校、白井市立清水口小学校、白井市立七次台小学校、白井市立池の上小学校、白井市立南山小学校、船橋市立小室小学校があり、その中でも印西市には2つの小学校があります。
一つは牧の原の学区にある、2015年にできた印西市立牧の原小学校です。
いじめ防止に力を入れている新しい学校です。
また医大側にある、印西市立いには野小学校はナウマンゾウで有名な元印旛村地区の学校でいじめ防止についての教育を推進しています。
ニュータウンは計画的に作られた街であり、何事においても整備されています。
公園も緑が多く配置されていますし、子どもを外で遊ばせるには適切なところが多くあり、自然に触れることが容易にできます。
忙しい子育て時期の方にはとても便利な街なのではないでしょうか。
震災リスクについて
実はグーグルのデータセンターなどが千葉ニュータウンにあるのはご存知でしょうか?
日本をはじめ世界の企業がここの地域に拠点を置くのには理由があり。
下総台地であることです。
下総台地は千葉県の中部から北部にかけて広がる台地で、高台の平坦地にあることから地盤が強固で、地震の触れに強く、液状化などの災害リスクが小さく安定しているといわれています。
災害時にシステムが途切れないことや復旧に時間がかからないことが重要なデータセンターにとって、印西市は災害に強く、広大な土地があることからデータセンターの建設が今後も続くと見られています。
多くの企業が印西市にデータセンターや物流センターを建設したいと考える印西市は、安心して暮らせる街といえます。
実際に震災リスクを考慮して
移住をしているファミリーもいると聞いています
デメリットについて
デメリットについては大きく分けて2つあります。
- 北総線の運賃
- 車社会
それぞれ解説していきます。
北総線の運賃について
実は、「千葉ニュータウン中央駅」などを走る北総線は「日本一運賃が高い鉄道」の1つです。
東京近郊で運賃が高い鉄道会社を並べて、ぶっちぎりで北総線が高い。
画像出典:https://rail-to-utopia.net/
千葉ニュータウン中央駅から新宿駅までに片道1,300円近く払う。
これたまになら良いのですが。
毎日通勤・通学で使うサラリーマン・学生にとってはかなりの痛手ですね。
北総鉄道の6カ月定期ともなれば一財産で「財布をなくしても定期をなくすな」と揶揄(やゆ)される程だ。
北総鉄道が開業した約50年前は上下分離や公設民営という考え方がなく、鉄道会社が土地代建設費を負担していた。
この借金が有利子負債となってのしかかっていました。
電車賃がとにかく高いです。 日本一高い北総線ですし、印西牧の原駅は特急などが止まらないので普通のみ。 都内に出るのは慣れるまで苦労します。
20代女性口コミ悪いところ 北総線の運賃が高く、家計の負担になる。都内からの深夜バスはあるものの、終電が早いため、接待などでは時間を気にする必要がある。
50代男性
これを受けて、大幅な値下げに踏み切ることになったそうです。
ようやく値下げに踏み込みましたね。
画像出典:https://toyokeizai.net/
あまりインパクトはないのですが。
一番は定期代ですね。
通勤定期は13.8%の値下げとなるが、通学定期は64.7%もの下げ幅で京成高砂―千葉ニュータウン中央間(1カ月)が現行1万4350円から9500円安い4850円になると示され、京成本線並みの運賃となり、多くの人を驚かせた。
勤労世帯にとって、会社負担の通勤定期と違い、通学定期は全額家計に負担がかかるからということが背景にあるそうです。
車社会について
基本的に印西市は車がないと不便ですね。
1つ1つが広大な土地です。
駅周辺に住んでいるのなら、自転車があればある程度事足りますが。
やはり車があれば便利です。
病院に行くにしても、ご飯を食べに行くにしても車がないと不便ですね。
車が難しい人でも、バイクや電動系(自転車・キックボード)などあると良いと思います。
とにかく施設間がある程度距離があります。
徒歩だと時間がかかってしまいます。
車社会とわかっているからこそ、駐車場も広く駐車料無料な施設がほとんどです。
あとは北総線を避ける住人も多いみたいですね。
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まとめ
本日は以下について解説しました。
- 千葉県印西市の概要→東洋経済「住みよさランキング」7年連続1位。
- 印西市ってどこにあるの?→チーバくんの目の辺り
- 印西市の主要地域→千葉ニュータウン地区と木下地区に分かれる
- 土地環境と人口推移→年々人口増。特に子育て世代と60代以降の高齢者。
- 印西市の住みやすさを調べてみた→家賃相場、交通アクセス、周辺概要、メリット・デメリット などなど
- 家賃相場について→東京都心に比べて安価
- 交通アクセスについて→都心までは1時間弱。空港や新幹線口までは乗り換えなし
- 周辺概要について→千葉ニュータウン中央駅・印西牧の原駅を中心に説明
- メリットについて→子育て環境、震災リスクの2点
- 子育て環境について→緑あふれる自然環境に加え、駅前は便利な商業施設が整っている
- 震災リスクについて→下総台地なため比較的震災リスクも低い
- デメリットについて→北総線の運賃、車社会の2点
- 北総線の運賃について→日本一運賃が高い鉄道の1つ。2022年10月に値下げ見込み
- 車社会について→何事も車がなければ不便
どうでしたか?
千葉県印西市の魅力が伝わりましたでしょうか?
僕自身は仕事で千葉ニュータウンへ訪れたのですが。
実際に行ってみて住みやすそうだなって感じた街でしたね。
開発もまだ途中段階で、道路も整備されており綺麗な街並みです。
気になる方は是非チェックしてみてください♩
本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
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