ヒット曲にはある法則があった〜なぜあの曲は売れるのか?〜

COLUMN(コラム)
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おはようございます。モウリです

あなたは好きな曲やアーティストなどはござますでしょうか?
自分はたくさんありすぎて、1つコレ!っていうのが中々見つからないのですが。

自分は学生時代から、ギターを始めて。
バンド活動をしながら全国を回っておりました。
また個人ではDJ活動も行い、イベントなどでもプレイしておりました。
また曲作りなども行なっていた実績もあり。
それなりに音楽に関する教養はあると自負しているのですが。

現在音楽とは離れ経営者として活動しておりますが。
今でも音楽は大好きで、アーティストのライブを見たり。
新曲は必ずチェックしたりと、楽しんでおります。

そんなこんなで今日はちょっと面白いテーマでお話していこうと思います。
J-POPでも、ヒット曲名曲と呼ばれる曲がいくつか存在していると思います。
だがその曲には、ある一定の法則があるのをご存知でしょうか?

今日はヒット曲に隠れた”ある法則”を紐解いていこうと思います。
全てがそれに当てはまる訳ではないのですが。
少し専門的で面白いと思いますよ♩

ぜひ最後まで楽しんで頂ければと思います。

曲の成り立ちについて

何か楽器を演奏した事がある人は知っていると思いますが。
曲はコードと言うもので出来上がっております。

「ドレミファソラシド」みたいな事ですね。
この組み合わせで、曲を作ります。
ギターとかだと
「A,B,C,D,E,F」って感じで英字で表されるのですが。
ピアノとかの譜面を見たことある方は、譜面で音符が並んでおり。
その配列で音楽が作られている。
これは何となく理解できますよね?

めちゃくちゃざっくりした説明ですが、何と無く理解できますでしょうか?
正確にはコードは和音の事で、もっと違う要素で曲は作られるのですが。
あまり専門的になりすぎると、置いてけぼりになりそうなので。

今回はざっくりと、コードでできているんだな!で覚えてもらえればと思います。

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ヒット曲に隠れたある法則とは?

OK!それでは前提を踏まえて、実際にヒット曲の謎を解いていようと思います。

先ほど説明した「コード」にはいくつか法則がございます。
『コード進行』と言うのですが、

コード進行とは、曲の中でコード(違う高さの音が3音以上重なったもので和音とも呼ばれる)がどのように構成されるのか、どのように進んでいくのかという「コードの流れ」を示すもので、作曲の軸となる部分です。
コード進行には、基本的にその曲のキーの音階を元にしたコード(ダイアトニックコード)を使用しますが、個性やオリジナリティを出すためにダイアトニックコード以外のコードを用いることもあります。

ヨハン・パッヘルベルの「カノン」という曲。
クラシック音楽を聴いたことある方なら一度は聞いたことあるのではないでしょうか?

カノン進行のコード並びは「C→G→Am→Em→F→C→F→G」が基本のコードです。
これを俗に『カノン進行』と呼びます。
ちょっと専門的なお話で申し訳ないです。
後で動画を使って説明しますので、安心してください。
作曲者は、曲の雰囲気やアーティストのキーに合わせてコードを変更し、自分の曲として完成させていきます。

例えば、「カノン進行」を使った名曲をいくつかご紹介した動画がございます。

その他にも洋楽だと、

「Basket Case / Green Day」
「Don’t Look Back In Anger / Oasis」
「Karma Chameleon / Culture Club」
「Cryin’ / Aerosmith」

などもこのコード進行に当たります。

Aメロがカノン進行。
ちなみにサビのコード進行は《C→G→Am→F》で、The BeatlesのLet it beに使われていたことから「Let it be進行」と呼ばれている。

上記のように『〜〜進行』と呼ばれるコードの配列が行くつかございます。
この引き出しをたくさん知っていると面白いですね。

もちろん『〜〜進行』に収まらない名曲もいくつもございますが。
教養として知っておくとお面白いですよ。

今回は他にもこんなコード進行で名曲が作られているって言うのもご紹介いたします。

王道進行

王道の進行があるのか?と疑問に思う方もいるかもしれませんが。
あります。

王道進行のコード進行は。

「F⇒G⇒Em⇒Am」になります。

日本の音楽で出てきまくりなのがこのコード進行です!
iPhoneで音楽をシャッフル再生すればおそらく5曲以内にこのコードを使った曲が出てくるであろう、というくらいの頻出っぷりです。

あまりにも使われすぎているので「このコードを使っときゃいいだろ」的な空気が音楽業界に流れていた時期もあります(笑)

Just The Two of Us進行

Just The Two of Us進行のコード進行は、

「FM7⇒E7⇒Am7⇒C7」 

ジャズの『Just The Two of Us』という曲で使われたことで有名になったコード進行。

椎名林檎さんがこのコードを使った曲をたくさん作っているので、別名「椎名林檎進行」「丸の内サディスティック進行」とも呼ばれ、日本ではそっちの名前の方が有名かもしれません。

とにかくオシャレな響きがするコード進行で、シティポップブームが起こった最近の音楽シーンではよく使われるようになりました。

ただ、そのまんまコード感丸出しで使うと「椎名林檎っぽい」とか言われてしまうことも多いです。

あいみょんの『愛を伝えたいだとか』が椎名林檎っぽいと言われていたのはこのコード進行を使っていたからでしょうね。(もちろんアレンジが若干椎名林檎っぽかったのもありますが)

小室進行

小室進行のコード進行は、

「Am⇒F⇒G⇒C」

90年代、一世を風靡した小室哲哉氏が愛用したコード進行です。
コードだけ聴いても「なんか聴いたことあるな…」ってなる人も多いんじゃないでしょうか。
ボカロソングなどでもよく使われていて、有名な『千本桜』のサビもこのコード進行です。

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4156進行

4156進行のコード進行は、

「FーCーGーAm」になります。

最近やたらと使われるようになりましたね。

このコードは洋楽などでもよく使われており、一曲まるまる通してこのコードだけという曲もあります。
サブドミナントから始まるコードなので浮遊感があり、オシャレな感じがしますよね。

テイラー・スウィフトが歌っていたテラスハウスのテーマソング『We Are Never Ever Getting Back Together』は曲を通してこのコード進行をよりオシャレにしたものが使われています。
邦楽の有名な曲でいうと、米津玄師さんの『Lemon』のサビでも、このコード進行は使われています。

レット・イット・ビー進行

レット・イット・ビー進行のコード進行は

「CーGーAmーF」になります。

ビートルズの名曲『Let It Be』に使われていたコード進行。
日本だとスピッツの『チェリー』のイントロ部分にも使われました。

言いようのない独特な切なさと爽やかさを帯びているので「感動コード」とも呼ばれています。
ちなみにアナ雪のテーマソング『Let It Go』のサビ部分もこのコード進行です。

名曲には一定の法則があった

上記でいくつか説明いたしましたが、他にも「〜〜進行」と言うものがございます。

曲作りなどする人は、結構知っている人も多いのですが。
一般的には、あまり知られていません。

でも僕たちは、「なんかこの曲良いな」って思うのにはある一定の法則があったんですね。
だから似た曲を好きになる傾向にあるのかもしれませんね。

ちなみに書籍からでもコード進行などは学べます。
入門本として読んで見ても良いのではないでしょうか?

まとめ

本日は以下について解説いたしました。

  • 曲の成り立ちについて→コードで作られている
  • ヒット曲に隠れたある法則とは?→名曲と呼ばれるものには、同じコード進行が使われているケースが多い
  • 名曲には一定の法則があった→書籍からでも学べます

本日は、名曲に隠された謎を紐解いていきました。

あまり音楽に詳しくない人は、「何と無くこの曲良いな!」と感じる曲。
実は、同じ法則で作られているかもしれませんよ♩

教養として1つ知っておくと面白いと思います。
ぜひ参考にして見てね♩

 

ちなみに余談ですが、最近は久石譲さんの楽曲を聞いております。
この人は、1つ上を行っているわ。
引き込まれる。
法則とかでは当てはまらないね。

本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございます。

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