世界遺産「厳島神社」に祀られている『宗像三女神(むなかたさんじょしん)』について

COLUMN(コラム)
画像出典:宮島観光協会
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おはようございます。もうりです

あなたは、広島県にある「厳島神社」に行った事ありますか?
えっ?どこそれ?って思った方。

画像出典:宮島観光協会

海の上に立つ鳥居を見れば、なんか見たことある!って思った方もいるんじゃないでしょうか?
世界遺産に登録されており、宮島と言う島自体が神聖な場所とされております。

僕は地元なので、幼少期からしょっちゅう行っっておりました。
まだ行ったことない方はぜひ一度足を運んでください。

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宮島についてはいつか特集を組んで書いて行こうと思います。
お楽しみに♪

今日はそんな厳島神社にまつわるお話なのですが。
厳島神社の御祭神には、宗像三女神(むなかたさんじょしん)が祀られております。
宗像三女神(むなかたさんじょしん)と言われてもピンと来ないですよね?

「古事記」や「日本書紀」にも登場する人物です。
日本各地に祀られておりますので。
あなたの住んでいる地域にも、御祭神として祀られている神社などあるかもしれませんね。

今日はそんな宗像三女神(むなかたさんじょしん)についてお伝えできればと思います。
厳島神社に参拝する前の予備知識として押さえておきましょう♪

宗像三女神(むなかたさんじょしん)について

画像出典:https://vanyatan.amebaownd.com/

当社の御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)が高天原(たかまのはら)で剣玉の御誓(うけい)をされた時に御出現になった神々で、御皇室の安泰や国家鎮護、また海上の守護神として古くから崇信を受けられた。
宮島に御鎮座地を探されるにあたり、この島を治める佐伯鞍職(さえきのくらもと)に神勅が下った。鞍職は大神様が高天原から連れてきた神鴉(ごからす)の先導のもと、御祭神と共に島の浦々を巡り、海水の差し引きする現在地を選んで御社殿を建てたのは、推古天皇御即位の年(593年)であると伝えられる。
その後安芸守となった平清盛(たいらのきよもり)が当社を篤く崇敬し、仁安3年(1168年)に寝殿造の様式を取り入れた御社殿に修造した。清盛の官位が上がるにつれ平家一門のみならず、承安4年(1174年)に、後白河(ごしらかわ)法皇の御幸(ごこう)、治承4年(1180)3月と9月に高倉上皇の御幸(ごこう)があるなど、多くの皇族・貴族が参詣され、都の文化がもたらされた。
当社に対する崇敬は、平家から源氏の世になっても変わることなく、又時代が移り室町時代の足利尊氏や義満、戦国時代の大内家、毛利家などからも崇拝された。
松島・天橋立と並び日本三景「安芸の宮島」として知られ、平成8年(1996年)にはユネスコの世界文化遺産に登録され現在にいたる。
出典元:厳島神社公式ホームページ

これ読んだだけではあまりピンと来ないと思います。
わかりやすい動画がございましたのでシェアいたします。

神様のミカタと言うYouTubeチャンネルがわかりやすいので。
一度目にすると理解が早いです。

宗像三女神(むなかたさんじょしん)は、天照大神(あまてらすおおみかみ)という神様から特別なお願いをされて、地上に降りてきた神様です。
この三女神は、天照大神や天孫瓊瓊杵命(ににぎのみこと)と一緒に地上に来た特別な神様で、とても尊敬されています。

天照大神は、宗像三女神に「皇室(天皇の家族)を助けて、大事に祀りなさい」と言いました。
そのため、宗像三女神は皇室や多くの人々から大切にされています。
また、宗像三女神は「道主貴(みちぬしのむち)」とも呼ばれています。
この「貴(むち)」という言葉が名前に入っている神様は、天照大神と大国主神(おおくにぬしのかみ)という神様しかいません。
つまり、宗像三女神はとても大切な神様だということです。

さらに、応神天皇や神功皇后という歴史上の天皇とその母親を祀っている八幡神社には、宗像三女神も一緒に祀られています。

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市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は弁財天と同一人物?

画像出典:https://ukiyoe-takei.com/

弁財天(べんざいてん)は、もともとはインドの古代神話に登場する水の神様で、日本の七福神の中で唯一の女神です。
インドから中国を経て日本に伝わり、弁財天として知られるようになりました。

弁財天はよく琵琶(びわ)を持った美しい女性として描かれますが、インドでは武器を持ち、少し怖い表情をした姿で描かれることもありました。
しかし、信仰が広がるにつれてその姿は変わっていき、今では芸能、学問、金運などにご利益がある神様として信仰されています。

ここで、市杵島姫命と弁財天が同じ神様かどうかについて説明します。

市杵島姫命は日本の神様で、弁財天はインドの神様です。
つまり、もともとは全く別の神様でした。しかし、奈良時代頃から「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という考え方が広まりました。
神仏習合とは、日本の神様と仏教が一緒に信仰されるようになったことです。
この影響で、神社とお寺が一緒にある場所も生まれました。

平安時代になると「本地垂迹(ほんじすいじゃく)説」という考え方が登場しました。
この説によると、神様は仏様が形を変えて現れたものだとされ、天照大神が仏教の大日如来の化身だと信じられるようになりました。
このような背景から、市杵島姫命と弁財天が同じ神様だと見なされるようになったのです。

市杵島姫命と弁財天が似ている点も多く、どちらも美しい女神で、水を司る神様であり、芸能や学問にご利益があります。
この共通点からも、同一視されるようになったのです。

明治時代には、神道と仏教を分ける「神仏分離令」が出されましたが、現在でも市杵島姫命を祀っている神社が弁財天として親しまれていることがあります。

厳島神社で宗像三女神(むなかたさんじょしん)を祀る場所

画像出典:ひろしま観光サイト

御本社の本殿に祀られております。
御本社の本殿は毛利元就によって元亀2年(1571年)に改築されたもの。
広さ82坪という国内有数の規模を誇る神聖な空間です。

宮島に行かれた際は、ぜひ参拝しに行ってみましょう♪

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まとめ

本日は以下について解説したしました。

  • 宗像三女神(むなかたさんじょしん)について→天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)が高天原(たかまのはら)で剣玉の御誓(うけい)をされた時に御出現になった神々で、御皇室の安泰や国家鎮護、また海上の守護神として古くから崇信を受けられた。
  • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は弁財天と同一人物?→ポイントは、「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」と言う信仰からですね。
  • 厳島神社で宗像三女神(むなかたさんじょしん)を祀る場所→本殿に祀られている

宗像三女神(むなかたさんじょしん)について解説いたしました。

広島の宮島へ観光に行く際は、ぜひ「厳島神社」を訪れてください♪
ちなみに厳島神社以外にも祀られている神社は全国各地にございます。
有名なのは、「宗像大社」ですね。

気になる方は是非調べてみてください♪

本日も最後までお読みいただきまことに有難うございます。

 

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